阪神・佐藤輝明選手が41年ぶりとなる20号本塁打を達成

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「ヤクルト-阪神」(2025年6月29日、神宮球場)で、阪神タイガースの内野手である佐藤輝明選手が20号アーチを打ち上げた

この快挙は、阪神の日本選手としては掛布雅之氏以来、実に41年ぶりのことであり、特に甲子園のラッキーゾーン撤去後では初めてとなる

試合は5-0で阪神がリードしている中、8回1死走者なしの場面で、ヤクルトの投手・丸山のカーブを捉えた佐藤選手の打球は、右翼スタンド中段に飛び込むソロ本塁打となった

開幕から着実に本塁打を量産している佐藤選手は、現在セ・リーグ本塁打ランキングのトップを快走中で、交流戦でも本塁打王に輝くなど、その長打力は目を見張るものがある

阪神の選手が両リーグで20号本塁打の一番乗りを果たすのは、1975年の田淵幸一選手、1984年の掛布雅之選手、1985年のバース選手、1990年のパリッシュ選手、2010年のブラゼル選手に続いており、この15年間で6人目だ

特筆すべきは、日本選手に限ると掛布以来の快挙であり、1985年当時は甲子園にラッキーゾーンが存在していたため、容易に本塁打を打てていたが、その撤去後には日本選手が20号一番乗りを達成することは非常に困難だった

このため、佐藤選手の快挙は別格と言える

佐藤輝明選手の20号本塁打の達成は、阪神タイガースだけでなく、日本プロ野球全体にとっても特別な意味を持つ。特に41年ぶりに日本選手がこの記録を達成したことは、オーディエンスにとっても嬉しいニュースであり、今後の活躍が期待されると言えそうだ。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球において、バッターが打ったボールがフェンスを越え、走者が一周することで得点が入るプレイ。
  • セ・リーグとは?:日本のプロ野球のリーグの一つ。セントラル・リーグの略称で、6チームが参加する。

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