この試合で大勢は8回を3者凡退に抑え、リーグトップの今季24ホールドを記録し、自身のバースデー登板を飾りました
大勢の好調が光るリリーフ登板
試合を1―0で迎えた8回、大勢は3番手としてマウンドに上がりました最初の打者である代打・梶原を全6球で圧倒し、156キロの直球で空振り三振に仕留め、その後も森敬を156キロの直球で左飛、さらに戸柱を154キロの直球で三ゴロに打ち取るなど、その力強い投球で安定感を見せました
前日からの懸念
一方で、27日の同戦では大勢が右太腿裏に違和感を訴え、一時的に降板が懸念されました1―0の8回に登板した際、先頭打者の度会を一ゴロに打ち取った後にボールが続けて続く場面で、チームのトレーナーおよびチーフコーチがマウンドに駆け寄る事態がありました
最終的には続投するも、7球投げたところで再度の交代が決定しました
試合後、阿部監督は大勢の状態について「大丈夫だと思います」とコメントし、プレーには支障がないことを強調しました
試合後の心境
大勢は試合後、「情けない」と強調しつつも、28日以降の登板には影響がないとの考えを示していました実際、28日の試合には元気にベンチ入りし、ブルペンでの投球練習も行うことで、ファンの不安を払拭しました
今回の大勢選手のリリーフ登板は、彼の安定した投球と誕生日ならではの喜びが見られた非常に印象的な試合でした。体調の不安があった中で、見事な投球を決めて安心感をファンに届けました。今後の彼の活躍に期待したいところです。
キーワード解説
- ホールドとは？ ホールドはリリーフ投手が試合中、先発投手の勝ちを守るために登板し、勝利投手としての条件を満たした場合に与えられる記録です。
- リリーフ登板とは？ リリーフ登板は試合中に先発投手の後を継いで登板し、試合の流れを維持または逆転するために投げることです。
- 直球とは？ 直球はボールをできるだけ速く投げる投球術であり、多くの投手が主に使う基本的な投球スタイルです。
