新庄剛志監督が北山亘基投手の再登板を警戒、交流戦での好調を維持

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<西武1-2日本ハム>◇29日◇ベルーナドーム プロ野球の日本ハムファイターズは、対西武戦で勝利を収めたが、新庄剛志監督(53)は先発投手である北山亘基選手(25)の次回登板に不安を示した

北山は先日、東京ドームでの巨人戦で素晴らしいパフォーマンスを見せ、完封勝利を飾ったが、次の試合でもこのマウンドで投げるため、新庄監督はその評価と期待に対して慎重な姿勢を見せた

北山選手のパフォーマンス

北山選手は19日の巨人戦で9回を投げ、1安打1四球無失点5奪三振という完璧な内容でゲームを制した

特に7回2死までパーフェクトに防ぎ、ノーヒット・ノーラン(無安打無得点の快挙)も期待される場面があった

しかし、9回1死からソロホームランを浴び、ノーヒット・ノーランは惜しくも逃す形になった

次回登板の東京ドームについて

次回は7月1日に東京ドームで福岡ソフトバンクホークスとの対戦が予定されており、北山選手が再びこのマウンドに立つことになります

新庄監督は「自分が大好きな東京ドームだからこそ、逆に捕まるのが心配」と語り、成功した先日のパフォーマンスの再現が期待されつつも慎重な姿勢を見せています

交流戦の状況

また、交流戦を終えた西武との3連戦での戦績は公約通りの「2勝1敗」となり、チームは単独首位を維持

この状況を喜びつつも、新庄監督は「まだまだ、1カードずつ」と気を引き締め、「また2勝1敗でいきます」と意気込みを示しています

北山選手の今季成績
登板数 勝ち星 負け数 防御率 ハイクオリティースタート
10 5 2 1.15 4
北山選手は今季、10試合に登板し、5勝2敗の成績を収めており、防御率も1.15と素晴らしい数字を記録しています

また、直近4試合は全てハイクオリティ・スタート(7回以上、自責点2以内)を達成し、2回の完投も達成しています

新庄監督が北山投手の次回登板に対し心配している様子は、チームの好調さを維持するために重要なポイントを示しています。交流戦での首位をキープしつつ、選手の状態に気を配る姿勢が、監督の冷静さを感じさせます。
キーワード解説

  • ノーヒット・ノーランとは? 投手が試合中に一度もヒットを打たれずに無失点で抑えることを意味します。
  • ハイクオリティ・スタートとは? 投手が試合で7回以上を投げて、自責点が2点以下の状態を指し、質の高い投球を評価する用語です。

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