ロッテ・田中晴也、自己最多の奪三振も打線の援護なしで勝利逃す

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◆パ・リーグ ロッテ―ソフトバンク(29日・ZOZOマリン) ロッテの田中晴也投手が先発登板し、強力なソフトバンク打線を相手に見事な投球を披露した

田中は6回を投げて、103球を投じ、6安打を許しながらも、自己最多となる11奪三振を挙げる好投を見せた

しかし、2本の本塁打を許した影響で、2失点を喫し、今季の勝ち星を4に伸ばすことができなかった

試合前半、田中は初回から好調なスタートを切った

先頭打者の周東を151キロの直球で空振り三振に切り、素晴らしい立ち上がりを見せた

しかし、その後、ダウンズに左前打を許し、さらに2死二塁のピンチに直面したものの、最後は中村晃を二飛に打ち取り、ピンチを脱した

ところが、第2回には田中が山川に先制のソロ本塁打を浴びた

初球のど真ん中の151キロの直球を捉えられ、打球は左翼席の上段に飛び込む大きな一発となった

さらに、0―1の4回には栗原にフルカウントから内角低めの130キロのカットボールを運ばれ、これが2点目を許す結果となった

試合が進む中、田中は6回も無死一、二塁のピンチを作ったが、連続三振を奪い切り抜ける粘りを見せた

結局、田中はこの日のマウンドを守ったが、チームの打線が相手先発・東浜の前に6回まで無得点に抑えられてしまい、田中を援護することができなかった

試合はその後、ロッテが点を取ることができず、田中の奮闘も虚しく敗北してしまった

田中は、前回の6月18日の阪神戦では苦杯を喫していたが、今回の好投で手ごたえを感じた様子である

チームの今月はこの試合で11勝10敗となり、勝てば初の月間勝ち越しが決まる状況であったが、試合展開が不運続きとなった

今回の試合で田中晴也投手が自己最多の奪三振を記録しながら勝利を逃したのは非常に残念です。彼の投球内容は素晴らしかっただけに、打線の援護がなかったことが大きな要因でした。これからの試合で、打線がもう少し彼を支えてあげられることを期待したいです。
キーワード解説

  • 奪三振とは? 野球における奪三振は、投手が打者を三振に打ち取ることを指します。三振は野球の中で最も価値のあるアウトの1つで、投手が打者に対して優位に立てることを示しています。
  • カットボールとは? カットボールは、ストレートに似た球種であり、わずかに横に曲がるボールです。投手が投じる際に、バッターにとっては見えにくく、従来の直球とは異なる動きを持つため、打者にとって難しい球種となります。
  • 本塁打とは? 本塁打とは、打者がボールをホームランにして、一周して得点することを指します。守備側にとっては非常に危険なショットであり、試合の流れを大きく変える可能性があります。

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