王子、東邦ガスに快勝し史上20度目の都市対抗大会出場を決める

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◇29日 社会人野球 都市対抗大会東海地区2次予選第6代表決定戦 王子9―2東邦ガス(愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアム) 都市対抗大会の出場チームを決定する第6代表決定戦が行われ、王子(春日井市)が東邦ガス(名古屋市)に快勝し、東海地区最後の1枠を獲得しました

王子は来年のドラフト候補とされる柴崎聖人外野手(岐阜第一高―大阪経済大)が、3点本塁打を含む2安打4打点の破竹の活躍を見せ、チームを牽引しました

この勝利により、王子は3年連続で都市対抗大会に出場することとなります

試合の流れ

試合は王子が先制し、1―0の場面で迎えた5回、1死一、二塁の状況で柴崎が打席に入ります

これまでは東邦ガスの先発投手・吉田の直球に抑えられていましたが、自らの強振に賭け、見事にホームランを放ちました

結果的に彼の一振りが試合の流れを変える決定打となりました

また、この日は同学年の樋口が先発し、5回まで無失点の好投を見せていました

勝利に貢献した柴崎選手

柴崎選手は、この日の試合で自らの持ち味を存分に発揮しました

彼は大学時代から続けているウエートトレーニングの効果を実感し、力強いスイングで直球を右翼席に運びました

6回には適時二塁打も放ち、王子は一挙に5点を挙げるビッグイニングを創出しました

柴崎選手はさらなる飛躍を目指し、東京ドームでの戦いに向けて意気込んでいます

アドバイザーから学んだこと

王子のチームには元中日の荒木雅博さん(47)がアドバイザーとして関わっており、彼からは走塁やプレイの指導を受けています

柴崎選手は盗塁を決めてアドバイザーの教えに応えたいと語り、プロでの活躍を見据えています

今回の王子の勝利は、柴崎選手の力強い活躍によるものであり、チーム全体の団結が垣間見える試合でした。彼がプロへ進む決意を持っていることは、若手選手にとって大きな励みとなるでしょう。今後の大会での活躍も楽しみです。
キーワード解説

  • 都市対抗大会とは? 全国の社会人野球チームが参加する大会で、各地区の代表が東京ドームで激闘を繰り広げます。
  • ホームランとは? 打ったボールがフェンスを越えて、走者全員が得点することができるプレイです。
  • ウエートトレーニングとは? 筋肉を強化するためのトレーニングで、持久力やパフォーマンスの向上に寄与します。
  • 盗塁とは? 打者がこれから次の塁に進むプレイで、守備側の隙を突いて走ります。

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