生中継中にファウルボールが放送ブース直撃、驚きの瞬間を捉える

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ヤクルト戦生中継中にファウルボールが放送ブースに直撃!

2025年6月29日、神宮球場で行われたプロ野球の試合において、ヤクルト対阪神の一戦中に予期せぬ珍事が発生した

生中継を行っていたNHKの放送ブースにファウルボールが飛び込み、実況の富坂和男アナウンサーがその状況を解説した

これは、プロ野球の試合中にファウルボールが放送席に入った場合の映像を中継で見ることができ、貴重な瞬間となった

この出来事は、3回1死の場面でヤクルト・並木秀尊外野手が阪神先発・伊藤将に対してフルカウントから6球目の142キロ直球をスイングした瞬間に起きた

打球は後方へ飛び、放送ブースの方向へと進んできた

この時「ドン、コッ、ドン」という衝撃音が響き、富坂アナウンサーは「今、放送席にボールが飛び込んでまいりました」と冷静に実況した

解説を担当していた元広島投手の大野豊氏は「珍しいですね」と驚きの声を上げ、元広島・ヤクルトの小早川毅彦氏は実際に飛んできたボールをワイプで披露した

富坂アナも、「バックネット裏の少し三塁寄りに私どものきょうの放送席がありますが、ここにファウルボールが飛んできました」と具体的な位置を説明した

その後、球場のスタッフが放送席を訪れ、けがの有無を確認する場面もあった

富坂アナは「実は私にもボールが当たったんですが、大丈夫でした

それよりビックリしました」と振り返り、一緒に解説をしていた大野氏も「まさか入ってくるとは思ってもみませんでしたからね」と苦笑いを浮かべた

今回の事件は、ヤクルトの試合中に放送席にファウルボールが飛び込むという非常に珍しい出来事だった。実況や解説を行っていたアナウンサーや元選手たちは驚きのあまり「まさかこんなことが起こるとは」とコメントしており、観客もその場面に息を吞む瞬間となった。このような不測の事態が生じることは、野球の醍醐味の一部であり、その瞬間をリアルタイムで楽しむ生中継の魅力を再確認させる出来事であったと言える。
キーワード解説

  • ファウルボールとは?:試合中にバッターが打ったボールがフィールド外に飛ぶことを指し、観客席や放送ブースなど、観客に当たることもある。
  • 生中継とは?:リアルタイムで行われるテレビやラジオの放送のこと。視聴者はその瞬間を直接楽しむことができる。
  • フルカウントとは?:野球で、バッターに対して3つのストライクと2つのボールが投げられた状態のことで、次の球が決まればアウトか出塁のどちらかが決まる。

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