巨人・宮原駿介投手がイースタン・リーグで9試合連続自責0を達成

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◆イースタン・リーグ ロッテ8―0巨人(29日・柏の葉) 巨人のドラフト5位・宮原駿介投手(22)が29日、相手の流れを断つ好投で、9試合連続自責零(自責点0)を達成した

イースタン・ロッテ戦で、5回から2番手として登板した彼は、初回からの勢いづくロッテ打線を2回無失点に封じ込み、その冷静なピッチングにファンからの期待が高まる

試合の進行中、ロッテ側は4回までに8安打を記録し、6得点を挙げることからも、その攻撃力の高さが伺える

しかし、宮原は冷静に「四球などの変な走者を出して自分を苦しくするのは嫌だった

ストライクゾーンで勝負できたことや、併殺を狙って打たせることができたことは良かった」と試合後に振り返った

これは、彼の努力と集中力が結実した結果であると言える

4月26日の同日本ハム戦から計9回1/3連続で自責点を許さず、彼の防御率は2.04から1.83に改善された

この成績は、巨人の育成体系で注目される左腕の成長を示しており、同チームの山口2軍投手チーフコーチとの共同作業でスライダーの曲がり幅を大きく改良したことも大きな要因となっている

それにも関わらず、まだ理想のボールには届いていないと自認する宮原は、「練習してプラスにできたら」とコメントしており、1軍初昇格へ向けさらなる成長を目指す姿勢を崩さない

今後のプレーに期待が寄せられる

宮原投手の好投は、彼自身の成長を示す重要な一歩です。9試合連続自責0という成績は、技巧的な面でも精神的な面でも力をつけていることを裏付けています。今後の彼の成長や1軍昇格による活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 自責点とは?:自責点は、投手が投げたボールが打たれて得点につながった場合、その投手に責任があるとされる得点数を指します。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた自責点を基に算出される指標で、1試合あたりに与えた自責点の平均を示します。数値が低いほど投手の実力が高いとされます。
  • スライダーとは?:スライダーは、投手が投げる変化球の一つで、横に曲がる特長があります。打者にとって打ちにくいボールとされており、投手にとって重要な武器です。

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