巨人の小林誠司選手が完璧なリードを見せ、DeNA打線を無失点に抑える

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◇プロ野球セ・リーグ 巨人 1-0 DeNA(29日、東京ドーム)巨人のキャッチャー小林誠司選手が、DeNA打線を無失点に抑える見事なリードを見せた

この試合では、プロ野球通算3021試合出場の記録を持つ谷繁元信さんが、小林選手のリードを試合解説で分析した

注目の第3打席

7回表、DeNAの牧秀悟選手を迎えた場面で、谷繁さんは「この打席にすごく注目している」とコメント

小林選手は初球からインコースへのストレートを要求し、見逃しでストライクを奪うと、続けて2球もインコースのストレートを要求、牧選手はファウルを打つ

その後、3球目にはアウトコース低めのカットボールを投げ、牧選手は空振り三振に終わった

インコース攻めの効果

谷繁さんは、初めの2打席でもインサイドを攻めていたことを説明し、「再度インサイドに入って、牧選手は意地になって振っている」と語った

小林選手がインコースで牧選手を意識させながら、主に最もホームランが出にくい場所を攻めた結果、牧選手がカットボールに差し込まれたと指摘

そのリードが試合全体を通じて効果的であったと強調した

完璧な併せ技

小林選手は4人の投手を巧みにリードし、完封リレーを演出

特に牧選手は赤星投手が3打席、9回にはマルティネス投手に抑えられ、4打席ノーヒットの結果となった

「相手の4番に仕事をさせませんでした」と谷繁さんが振り返る通り、小林選手のリードが結果を生んだ

今回の試合では、小林選手のリードが際立っていました。特に、インコース攻めが功を奏し、重要な局面での三振を引き出すなど、彼の判断力が素晴らしかったです。また、谷繁さんの解説を通じて、その戦略が非常に面白く理解できました。今後もこのようなリードを期待したいと思います。
キーワード解説

  • 完封リレーとは?:先発投手とリリーフ投手が協力して、相手チームに得点を許さない試合のことです。
  • インコースとは?:投手の投球で、打者側に近いコースのことを指し、打者の打撃に対して影響を与えやすい場所です。
  • カットボールとは?:ボールが少しだけ横に切れるように投げられる球種で、打者にとって打ちにくい球です。

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