巨人・マルティネスが31試合連続無失点、セ・リーグ記録に並ぶ

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(セ・リーグ、巨人1-0DeNA、10回戦、巨人7勝2敗1分、29日、東京D)巨人の投手、ライデル・マルティネス(28)が29日、東京ドームで行われたDeNAとの10回戦において、9回に登板し無失点に抑え、今シーズン26セーブ目を挙げました

これにより、彼は開幕から31試合連続で無失点を記録し、2016年の中日・田島慎二と並ぶセ・リーグ記録を達成しました

試合を通じて、巨人は4投手による継投を行い、1-0での勝利を収めました

この連続無失点勝利は、2019年4月以来で、同一カードでは初めての記録となっています

マルティネスの投球は、常時150キロを超える剛速球で相手打者を抑えるものです

試合の締めくくりとして、淡々と3つのアウトを取り、捕手への抱擁を交わしました

試合後、マルティネス選手は「3連戦全てで勝てたことは良かった

特にイニング初めのアウトを取ることに集中した結果、無失点で抑えられた」と語りました

9回には、2死二塁のピンチを迎えましたが、4番打者の牧を直球で二飛に打ち取ることに成功しました

自身の記録については「特に何も考えていない」と冷静に答え、日頃からチームの勝利を優先している姿勢を示しました

マルティネスは、昨年オフに中日から移籍し、4年総額50億円の大型契約を結びました

移籍当初は「少し苦労していた」と明かしたものの、今ではチームメンバーとの関係も良好で「家族のような存在になっている」と笑顔を見せました

チームは過去5年で2度目となる3試合連続の無失点勝利を記録し、今後の展開に期待が寄せられています

阿部監督は、「来てくれて本当に感謝しています」と話し、マルティネス選手の存在を重視しています

次の試合は7月1日から敵地で首位の阪神と3連戦を行う予定です

巨人の盤石な投手陣が、リーグ連覇の大きな助けとなることが期待されています

マルティネス選手の連続無失点記録は非常に印象的で、特に緊張感のある場面での投球は多くのファンを魅了しています。彼の剛速球は相手打者に対して圧力をかけ、勝利のための重要なピースとなっています。チームの士気も高まり、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説

  • セ・リーグ記録とは?プロ野球のセントラル・リーグ(セ・リーグ)において、特定の成績が達成された時の公式記録のことを指します。この場合は、無失点の試合数が記録として残ります。
  • 無失点とは?投手が試合中に相手チームに得点を許さなかったことを意味します。特に重要なのは、試合の締めくくりを行う守護神ピッチャーが無失点に抑えることで、その試合を勝利に導く重要な役割を果たします。
  • 守護神とは?野球において試合の終盤に登板し、リードを守る役割を担うピッチャーを指します。通常は最も信頼される投手がこのポジションに就き、チームが勝利するための重要なポイントとなります。

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