高橋尚成氏、巨人のマレク・フルプ外野手の支配下登録に期待を寄せる

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元メジャーリーグでも活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を通じて、読売ジャイアンツのマレク・フルプ外野手の支配下登録を期待していることを明らかにした

フルプ選手はチェコ出身で、米国のノース・グリーンビル大学を経て、昨年からアメリカの独立リーグ、アメリカン・アソシエーションに所属しているレイクカントリー・ドックハウンズでプレーしており、そこでの成績は80試合出場で打率.252、7本塁打、43打点、23盗塁という数字を記録している

高橋氏がフルプ選手の活躍に注目する理由には、彼の「逆方向に長打を打てる」能力がある

これは、球が投げられた方向とは異なる方向へ距離を持たせた強い打球を打つことができるバッティングスキルを指し、通常は難易度が高いとされている

特に、長打力が求められるプロ野球においては非常に重宝される特性である

フルプ選手は昨年9月に入団以降、10月にはフェニックスリーグでホームランを放つなど、期待の若手としての素養を示してきた

今年は2軍での58試合出場で打率.275、3本塁打、27打点という成績を記録している

ファンの間では早急な支配下登録を望む声が高まっており、高橋氏は「支配下にしてみる価値はある」と強調

チームの状況も後押ししており、現在セ・リーグ3位の巨人は、エリエ・ヘルナンデス外野手が不振で2軍調整中、1軍にトレイ・キャベッジ外野手しかいない状態である

さらに、高橋氏は主砲の岡本和真内野手が負傷離脱中であることを踏まえ、「フルプ選手がいきなり4番で使われる可能性もある」と予測し、その能力を高く評価した

「意外性もあるし、できれば早く1軍での姿を見たい」と、フルプ選手にかける期待を語った

高橋尚成氏がマレク・フルプ選手の支配下登録に期待を寄せる理由は、その特異な打撃スタイルとチームの弱点をカバーできる潜在能力にあります。特に、長打力のある選手がチームに必要とされている中、その期待がより一層高まっています。
キーワード解説

  • 支配下登録とは? プロ野球において、選手が所属チームの一軍として正式に登録されることを指します。
  • 長打とは? バッティングの際に、安打の中でも特に飛距離が長いヒットのことを指し、ホームランや二塁打などが含まれます。
  • 逆方向に打つとは? 投手が投げたボールとは異なる方向へ強い打球を飛ばす技術で、守備陣の隙を突く重要なバッティング技術です。

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