この時点において、ソフトバンクは71試合を消化し、38勝を挙げている
単純に倍にすると、76勝になる計算だ
一方で、首位を走る日本ハムは42勝、倍にすると82勝となる
これを基に、今季の優勝ラインの目安として80勝が浮上してきそうだ
過去のデータを見てみると、最近の優勝チームは次のような勝利数を収めている
24年ソフトバンクは91勝、23年オリックスは86勝、22年オリックスは76勝、19年西武は80勝、18年西武は88勝、17年ソフトバンクは94勝、16年日本ハムは87勝、そして15年ソフトバンクは90勝であった
注目すべき点は、19年西武が72試合消化時点で37勝だったことだ
今季のソフトバンクは、まさにその数字とほぼ同じである
個人成績に目を向けると、モイネロ選手は現在7勝0敗という素晴らしい成績を残している
援護が得られなかった試合や、救援陣が打たれた試合もあった中でのこの成績は、彼の実力を裏付けている
また、現在モイネロ選手は100奪三振を達成しており、球団では19年の千賀選手以来のシーズン200奪三振の大台も視野に入っている
今季のソフトバンクは、これまでの試合を通じて課題と成果をそれぞれ見せている。モイネロ選手の好調はチームにとって大きなプラスだが、試合ごとの援護や救援陣の力も勝利を左右する重要な要素である。今後の試合での戦い方が、優勝争いにどう影響するか注目したい。
キーワード解説
- パ・リーグとは? 日本のプロ野球のリーグの一つで、セ・リーグと共に二大リーグを形成しています。
- 奪三振とは? 投手がバッターを三振にすることで、ゲームの流れを有利に進める重要な指標です。
- 援護とは? 投手が守護するチームが、打撃で得点を奪い、投手を助ける行為を指します。

