大野氏は1982年から10年間にわたり、津田氏と共にカープを支え、その思い出は今でも色あせることがない
思い出される津田の笑顔
大野氏は「いつまでも笑顔の津田のまま」と語り、津田氏がこの世を去ってから30年以上が経過したことへの感慨を示した健在であれば65歳近くになる津田氏は、普段から笑顔で周囲を和ませる性格だった
大野氏は、そんな津田を「本当に可愛い弟分」と称する
闘志あふれるピッチャー
津田氏は試合になると、別人のような闘争心を見せた彼が右手の血行障害という故障に苦しんでいた1984年も、コツコツと練習に励む姿からは、彼の高いプロ意識が伺えた
大野氏は、そんな津田氏について「ストレートを活かすために変化球を使うことを勧めたこともあったが、彼はとにかくストレートで勝負する選手だった」と振り返る
印象に残るマウンドでの姿
抑えに転向した1986年以降も、津田氏のストレートは絶大な威力を誇り、試合での存在感を示していた大野氏は「分かっていても打てないストレート」という言葉が彼にぴったりだと話し、その剛腕と技術について高く評価した
津田氏の投げっぷりの良さは、ファンの間でも評価が高かった
最後に
大野氏によるインタビューは、津田氏の名が持つ特別な意義を再確認させる貴重な機会となった彼の思い出は、カープファンや野球界において、今なお色褪せることはない
この記事は、大野豊氏が故・津田恒美氏について語るもので、プロ野球界における人間関係やパートナーシップの大切さを再認識させます。特に、津田氏の持っていた笑顔や、試合に臨む際のストイックな姿勢が印象的です。大野氏の言葉を通じて、津田氏の魅力を感じることができました。
キーワード解説
- 闘争心とは?:競技や試合における勝ちたい気持ちや、相手に負けたくないという感情のことを指します。特にスポーツにおいて、選手が相手と戦う際に持つ重要な心理状態です。
- ストレートとは?:野球における投球の一種で、ボールをまっすぐに投げることを指します。速球とも呼ばれ、バッターにとっては打ちにくい球種となります。
- 抑えとは?:野球のポジションの一つで、試合の最後の局面で投げるピッチャーを指します。主に試合の終盤でリードを守る役割を持っています。

