巨人・西舘勇陽、甲子園初登板に向けて意気込みを語る

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巨人の若手投手、西舘勇陽(23)が、7月1日に行われる阪神戦(甲子園)に向けて準備を進めている

30日にジャイアンツ球場で行われた投手練習には積極的に参加し、キャッチボールやランニングを行い調整を行った

前回の登板となったロッテ戦(6月24日=ZOZOマリン)では、5回途中で9安打6失点(自責点は5)の結果に終わり、苦い経験をした西舘は「次の登板に向けて、課題をできるだけ潰して、万全な準備をしたい」とリベンジを誓った

今回の阪神戦では、先発ローテーションが再編成され、初戦の火曜日を任されることとなった

西舘は「週の初めで、(首脳陣は)中継ぎをあまり使いたくないと思う

でも、自分の力以上は出ないので、受け入れながら、自分のやれることをやれればなと思います」と冷静に発言

また、初めての甲子園での登板に対しても意気込みを見せ、「対戦するのは打者なので、そこに集中していければいい」とコメントした

昨季の4月18日に行われた阪神戦では、1対1の局面で一死一、二塁のピンチを背負いながらも、後続を抑える好救援を見せた経験がある

西舘は「(阪神ファンの)応援の大きさが怖かった

投げていてもすごい耳に入ってきます」と、甲子園の独特の雰囲気には緊張感を覚えた様子だ

さらに、虎打線の主砲であり、自身の中大時代の先輩である森下選手に対しては「一番注意しないといけないと思います」と警戒を強めつつ、彼の学生時代には敬意を表し「同じ代のメンバーが少ない中で、チームを引っ張って頑張ってたなというのが、印象深いです」と振り返った

西舘選手の冷静なコメントや、甲子園の独特な雰囲気への警戒心が感じられ、彼の成長を期待させる内容となっている。今後の登板にどのように対応していくのかがポイントだ。
キーワード解説

  • 先発ローテーションとは?:野球において、先発投手が登板する順番を決めたもの。各投手が定期的に登板できるように配慮することで、選手の疲労を最小限に抑えることが目的。
  • キャッチボールとは?:2人以上でボールを投げ合う練習。投球の基本的な技術を磨くための重要なトレーニングで、投手や野手に関係なく行われる。

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