阪神の才木浩人、巨人戦での連続完封を狙う
7月1日の巨人戦(甲子園)に先発する阪神の才木浩人投手(26)が、試合前日の30日に「ゼロで抑えること」を最大のテーマに掲げた才木は、5月20日の対巨人戦で今シーズン初の完封勝利を記録しており、同球団の日本人右腕として1979年の小林繁以来、46年ぶりの巨人戦連続完封を目指している
巨人との伝統の対決
甲子園では気温が30度を超える中、大粒の汗をかきながら調整する才木は、「先発としての役割を果たせるように、自分のやることをやる」と意欲を見せた特に、巨人はリーグ戦再開後3連勝しており、なおかつ3試合続けて完封勝利を挙げているため、ロースコアの展開が予想される
才木は「ロースコアになっても、自分のやることは変わらない
1-0でも5-0でも抑えるべきだ」と不動の心で挑む決意を固めている
注目の歴史的記録
伝統の一戦は5月20日に続くものであり、巨人戦での連続完封が実現すれば、23年の伊藤将司以来、史上7人目となるまた、日本人右腕では1979年の小林繁以来の快挙となる
試合当日はレジェンズデーとして、前監督岡田彰布顧問や掛布雅之OB会長、ランディ・バース氏など、過去の名選手たちが来場予定であり、結果にも大きな期待がかかる
対策と挑戦
ただし、相手打線も強化されており、特に復帰した丸選手に警戒が必要だこれに加え、打率リーグ4位の泉口選手についても注意を怠らない姿勢が求められる
このような挑戦に対して、才木は「上位打線をしっかりと抑えられれば」と意気込みを語った
チーム全体の連携
才木は、6月29日のヤクルト戦で完封勝利をマークした伊藤とともに、チーム一丸で戦っていることを強調夏の暑さに対する対策も重要で、「暑い中でのプレーは一番気を使うところ」と熱を込めた
現在チームは連勝中であり、セの5球団を引き離しにかかっている
重要な一戦
現在3位の巨人とは3.5ゲーム差であり、この初戦を勝利することが、次の展開に大きく影響する可能性がある才木の投球が、阪神にとって重要な意味を持つ
巨人戦連続完封の歴史
これまで、巨人戦での連続完封は1958年の小山正明、68・69年の江夏豊、71年の伊藤幸男、79年の小林繁、85年のゲイル、そして2022年の伊藤将司が達成している特に1979年の小林は、巨人に移籍後の初年度で圧巻の成績を収めており、才木がこの記録に挑むことは大きな意味を持つ
阪神の才木投手が巨人戦で完封を目指すというニュースは、多くのファンにとって期待が寄せられています。特に、過去の名投手たちが残してきた記録にどれだけ迫れるかという点が注目されます。発表された意気込みからも、彼の強いメンタルと全体のチームプレーの重要性が伝わります。成績だけでなく、心理的な側面でも今後の試合が楽しみです。
キーワード解説
- 完封とは? 試合で相手に点を与えずに試合を終えることを意味し、ピッチャーの優れたパフォーマンスを表す指標とされます。
- 連勝とは? 2試合以上連続で勝利することを指し、チームのコンディションや士気の向上を示す重要な要素です。
- ロースコアとは? 得点が少ない試合展開のことを指し、特に投手戦となることが多いです。

