昨年は、6月の交流戦でMVPの栄冠を得た際には、打率を3割7分6厘にまで急上昇させたものの、その後の7月には月間打率が2割6分8厘に落ち込み、自己のペースを保つことができませんでした
しかし、今季は交流戦から1軍に再昇格し、6月だけで57打数19安打4本塁打を記録、打率は3割3分3厘という素晴らしい成績を残しています
水谷選手の意気込み
水谷選手は「去年以外は、この時期ぐらいから調子が上がっていた今年は例年通りと考えて(7月も)自分に期待したい」と意気心地を語りました
この発言からは、昨年の経験が彼の成長に繋がっていることが感じられます
6月末の西武3連戦での活躍
6月最終週には、対西武との3連戦で目立った活躍を見せました特に28日の試合では8回に勝ち越しの5号ソロを放ち、29日には同点となる適時二塁打を打ち、勝利の立役者となりました
水谷選手は「ボールが見えている
難しく考えず、シンプルに自分なりのプランを持ちながら打席に立てて、気持ちの面も安定しています」と、自身の状態を表現しています
交流戦MVPの可能性
今年は2年連続の交流戦MVPは逃したものの、7月も打撃に全力を尽くす姿勢を示しており、さらなる本塁打を狙っています彼の打撃スタイルには「パイナップルポーズ」と呼ばれる独自のポーズがあり、これがファンからも支持を受けています
執筆者:永野高輔水谷選手の今季の成績は非常に良好であり、特に交流戦のパフォーマンスが目を引きます。7月は過去に苦しんできた時期ですが、彼自身の成長を感じさせる発言や行動から、今後もそれを乗り越えてさらなる高みを目指す姿勢が窺えます。引き続き、彼の活躍に期待したいところです。
キーワード解説
- 鬼門とは?特に厳しい状況や難しい時期のことを指します。プロ野球の選手にとっては、成績が落ち込む要因になりがちな月のことです。
- MVPとは?「Most Valuable Player」の略で、シーズンまたは大会で最も優れた選手に贈られる称号です。
- 打席とは?バッターがボールを打つために立つ場所のことを指します。打席ではさまざまな戦略を考えて行動します。

