日本ハム北山亘基、完投も打線の援護なく敗戦

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◆パ・リーグ ソフトバンク1―0日本ハム(1日・東京ドーム) 本日の試合では、日本ハムの先発投手・北山亘基(きたやま・こうき)が8回を投げきり、6安打1失点という素晴らしい投球を見せました

しかし、チームは無得点に終わり、結果的に3敗目を喫することとなりました

両チーム無得点で迎えた6回、1死二、三塁の局面で、ソフトバンクの中村晃が右中間に飛距離のあるフライを打ち上げ、犠飛により先制を許しました

しかし、北山はその後も冷静にピッチングを続け、7回には1死二、三塁の場面で代打・近藤を浅い左飛に抑え、続く周東も左飛に打ち取り、追加点は許しませんでした

完投した北山は試合後、「何とか先制されないようにするつもりだったんですが、最少失点で抑えられると思ったものの、流れを連れてこられなかった」と反省の意を述べました

その一方で、新庄剛志監督は「全然安心して見られました

ただ勝ちがつかなかっただけ」と、北山の投球を高く評価しました

更に新庄監督は7回の代打・近藤との場面について、「勝負、勝負、勝負

それが勝負でしょ」と語り、北山への信頼を示しました

北山は勝ち星はなくとも、再び規定投球回に到達し、防御率が1.15でリーグトップに浮上しました

北山は「やってきたトレーニングや練習が身になっているところは評価していますが、まだ何も決まったことではありません

今後もこの方向性を大切にして、シーズンが終わった時には嬉しい思いを感じられたらいいなと思います」とのコメントを残しました

今回の試合では、北山投手が素晴らしい投球を披露したにも関わらず、打線の援護が無くて敗れる結果となりました。チーム全体の戦略も重要ですが、個々の選手のパフォーマンスも大切です。今後の試合に期待がかかります。
キーワード解説

  • 完投とは?:完投とは、投手が試合の全てのイニングを投げきることを指します。特に重要な試合での完投は、投手の実力を証明する指標とされます。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が自責点を与えたイニング数に基づく成績の指標で、低い数値ほど優れた投球内容を示します。

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