広島、ヤクルトとの延長戦はドロー 終息見えぬ勝利の女神

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7月1日、広島東洋カープはマツダスタジアムで東京ヤクルトスワローズと対戦し、延長戦の末に2-2で引き分けとなりました

これで広島は今季3度目のドローとなり、最下位のヤクルト相手にサヨナラ勝利のチャンスを生かせなかったことから、2位の阪神とは最大で4ゲーム差まで開いてしまいました

試合は九回のサヨナラ機を逃した後、延長戦に進入しました

11回表、広島は先頭のファビアンがヒットで出塁すると、代走の久保が出場し、坂倉が二塁への送球を成功させます

さらに、堂林が四球で出塁し、1死1、2塁の状況を作り出しました

しかし、ヤクルトは木沢をマウンドに送り込み、広島打線を封じました

菊池が左飛、続く矢野のヒットで満塁にするも、代打・中村奨成の大飛球が相手に好捕され、結局得点には至りませんでした

先発の床田は初回に2点を失い、オスナと山田に連続適時打を浴びるなど苦しい展開でした

しかし、四回の1死満塁では武岡を空振り三振、内山を三飛に打ち取るなど、ピンチを脱する場面も見せました

最終的に7回を投げて6安打2失点の成績を残しました

打撃面では、4回に坂倉が右翼へ3号ソロホームランを放ち、反撃ののろしを上げました

続いて6回には、若手の末包が左翼への7号ソロを放ち、見事な同点打を決めました

末包はプロ入り後初めて2番バッターとして登場し、5月13日の巨人戦以来のホームランとなりました

今回の試合では、広島がヤクルトに対してサヨナラのチャンスを逃し、引き分けに終わる展開が目立ちました。特に延長戦における打撃陣の奮闘が期待されていただけに、この結果にファンは残念さを感じていることでしょう。苦しい投球を強いられながらも床田が粘りを見せた中で、勝利を逃したことは広島にとって痛手となりそうです。
キーワード解説

  • ドローとは?試合の結果が同点で終わることを指し、勝ち負けがつかない状態を表します。
  • サヨナラとは?試合の後半、特に最後のイニングにおいて、得点を上回ることで勝利を決めることを指します。
  • 四球とは?バッターが投手の投球をボールと判断し、真っ直ぐに進むことなく歩いて出塁することを意味します。
  • ソロホームランとは?走者がいない状態で打者がホームランを打つことを指し、チームに1点をもたらします。

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