中日金丸投手、プロ初勝利逃すも肚を見せた安定感

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<DeNA3-2中日>◇1日◇横浜 中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が6度目の先発でもプロ初勝利を逃した

投球数は自己最多の118球、自己最長の7回を投げて5安打3失点

特に2回以降は「0」点を重ね、4回以降は走者も出さなかったことが評価されている

金丸選手は試合後、「いつも通りの投球が2回以降はできたが、初回の入りをもっと大切にすべきだった」と悔しさを口にした

初回に3点を失う場面では、2死満塁から蝦名選手が打ったボテボテのゴロが遊撃への適時内野安打となり、さらに続く山本選手に2点適時内野安打を許した

この初回だけで37球を費やしたと彼は振り返った

試合開始直前に球場が停電し、15分遅れてプレイボールとなったことについて井上一樹監督(53)は「ちょっとかわいそう」と憐れみを表したが、金丸選手は「びっくりしたが、影響はなかった」と応えた

この日の打線は金丸選手の投球中に初めて2点を援護したが、勝利にはあと1点が遠かった

また、金丸選手は今季6試合投げて4失点した6月5日のソフトバンク戦を除く5試合で、6回以上投げて自責3点以下となる「クオリティースタート」を達成しており、未勝利ながらも安定感を保っている

最後に対戦したDeNAの東選手の投球について「変化球と真っすぐのコンビネーションが素晴らしく、見習うべきだ」と語り、さらなる成長への意欲を見せた

金丸投手の試合内容は非常に印象的で、特に後半の投球は彼の実力を発揮していました。初回の失点は残念ですが、成長を感じさせる安定感があります。これからの活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • クオリティースタートとは?先発投手が6回以上投げ、自責点が3点以下で試合を終えることを指し、安定した投球を示す指標です。

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