ソフトバンク・山本恵大選手、3安打で打撃力の向上を実証

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ソフトバンク・山本恵大選手が3安打を記録、打撃向上を示唆

◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク3―2阪神=延長10回タイブレーク(1日、タマスタ筑後)ソフトバンクの外野手、山本恵大(25)が阪神戦での見事な活躍を見せ、3安打を記録した

彼は「4番指名打者」としてフル出場し、一試合を通じて自らの打撃力を証明した

試合は3回の時点で1点ビハインドの中、2死三塁の場面で阪神のマルティネスが投じた147キロの速球を打ち、左越えの二塁打で同点に追いつく重要な一打を放った

さらに8回には岩貞祐太から右前打、9回の2死一、二塁の場ではゲラから左前打を放ち、満塁の好機を作った

山本は6月20日のくふうハヤテ戦以来の3安打を記録し、「1軍に上がるためにはもっと打たないと」との強い意欲を見せている

ウエスタン・リーグでは既に49試合に出場し、打率は3割7分5厘、4本塁打という素晴らしい成績を残している

これを受けて、彼は「前しか向いていない」と前向きな姿勢を強調した

また、山本は2週間ほど前から打撃に関する技術向上に取り組んでおり、特にインパクトの幅を広げる練習を重点的に行っていると語った

バウンドした球を後ろから投げてもらい、その球を前へ飛ばすことに挑戦している

「以前はボテボテの打球が多かったが、最近は高い打球を打てるようになった」と嬉しそうに語った

育成4年目の山本は、4月12日に支配下登録をされ、1軍の試合に4試合出場したが9打数無安打と苦しい時期もあった

同29日に出場選手登録が抹消されて以降は2軍での生活が続いているが、「現状に満足せずにやっていくだけ」と、1軍での活躍を夢見て前向きに取り組んでいる

山本選手の活躍には驚かされます。特に練習によって自身の打撃力を高め、3安打を記録したことは素晴らしい成果です。また、1軍再昇格への意欲が伝わってきます。今後のさらなる成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における2軍(ファーム)リーグの一つで、セントラル・リーグのチームとパシフィック・リーグのチームが参加します。若手選手や怪我からの復帰を目指す選手がプレーし、実力を発揮する場となります。
  • 指名打者とは?:指名打者は、特定のルールの下で設けられた役職で、守備に立たずに打席にのみ立つ選手のことです。通常は、攻撃力の高い選手がこの役割を担うことが多いです。
  • 打率とは?:打率は、選手が打席に立った時のヒットの数を示す指標で、ヒット数を打席数で割ることで求められます。これにより、選手の打撃技術の良し悪しを測るために使用される重要な数値です。

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