この結果、阪神は再び貯金を「10」とし、リーグ戦の順位を維持している
試合の立ち上がり、阪神は初回に相手先発の西舘勇陽から先頭の近本光司がヒットで出塁し、その後二死二塁のチャンスで主砲・佐藤輝明が適時二塁打を放ち、早々に先制点を奪った
続く3回にも近本が二塁打を放ち、今度は森下翔太が適時打を放つことで2-0とリードを拡大した
先発の才木浩人は安定した投球で5回を無失点に抑えた後、継投に入った
2番手の及川雅貴が登板するも、坂本勇人にヒットを許し1点を失ったが、7回を無失点で切り抜けた
8回、本日の主役とも言える新たに一軍登録された石井大智がマウンドに上がった
石井は6月6日のオリックス戦で頭部死球を受け、しばらくの間チームを離れていたが、リハビリを経て復帰
初球は149キロの直球でストライクを奪い、その後2安打を許したものの、無失点に抑える素晴らしいピッチングを見せた
試合は最後に守護神の岩崎優が締め、阪神が勝ちを収めた
石井はこれで25試合目の登板を果たし、防御率0.35、3セーブ、18ホールドと高い成績をキープしている
特に与四球はわずか4と、コントロールの良さが際立つ
復帰を果たした石井に対して、試合後のインタビューで佐藤は「本当によく帰ってきてくれたと思いました」とその活躍を称賛し、監督の藤川も「非常に強いピース」と石井の存在の大きさを強調した
石井を欠いた間は7連敗を喫し、救援陣の防御率が急降下するなど厳しい時期もあったが、復帰後の連勝はチームにとって非常に大きな励みとなる
今後も石井の活躍に注目が集まるところだ
阪神の石井大智選手の復帰は、チームにとって非常に大きな意味を持つものです。特に、彼が登板したことでチームの士気が高まり、選手たちが一丸となって勝利を目指す環境が生まれることでしょう。石井の力強い投球が今後も期待されます。
キーワード解説
- 防御率とは?:投手が登板した試合における失点数を考慮し、その投手の安定性を示す指標です。一般的には、9イニング投げた場合の平均失点数で計算されます。
- セーブとは?:試合の重要な場面で登板し、チームの勝利を守ることを指します。投手がセーブを記録するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
- ホールドとは?:試合の中でリードを守りながら登板した後、勝利投手の記録をすることができる状況を作ることを指します。主にゲームをコントロールするリリーフ投手に与えられます。

