中日・細川成也、今季4号ホームランで復調の兆しを見せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇1日 DeNA3-2中日(横浜) 打った瞬間にそれと分かる打球が薄暮の曇り空に打ち上がった

3点を先制された直後の2回無死で打席には中日・細川成也外野手

2ボール1ストライクからの4球目

DeNA先発・東が投じた外寄り127キロチェンジアップを豪快に振り抜く

高々と舞い上がった打球はバックスクリーンに直撃する特大アーチになった

◆中日・細川成也、古巣ハマスタのバックスクリーンを直撃する特大4号ソロ【実際の動画】今季4号となるソロホームラン

「しっかりと振り抜けたと思います

最初の打席でまず1本出たことはよかった」とうなずいた

鬼門と天敵を相手に放った一発だった

2022年まで本拠地としていたハマスタを細川は苦手としていた

23年は打率1割7分1厘、1本塁打、2打点

24年は1割4分、4打点で、本塁打はなし

ベイの本拠地でのフェンスオーバーは、2023年9月13日に今永(カブス)から放って以来、2シーズンぶりだ

先発・東に一矢報いたことにも価値がある

3年にまたがって中日戦9連勝となった左腕に対しては背番号55も大苦戦

昨季まで25打数2安打で打率8分、ノーアーチと完璧に押さえ込まれていた

だが今季はここまで6打数2安打で打率3割3分3厘

「今年は打席で打てるイメージを持てています」

苦杯をなめ続けた2年間を経て、相性をひっくり返すきっかけをつかみつつある

だが完璧な一発も手放しでは喜べない

「1打席目に1本出たなら、2、3本と続きたかった」と本塁打の後に凡退した3打席を悔やんだ

任されるのは4番

チームの勝利が伴ってこそ、描いた放物線は輝きを増す

中日・細川成也選手が、出遅れを取り戻すように今季4号ホームランを打ち、復調をアピールしました。特に苦手だったDeNA戦でのホームランは意味深く、彼の成長と適応力が見て取れます。これからの試合でも活躍が期待されます。
キーワード解説

  • ホームランとは?:野球において、打者がボールをバットで打ち返し、フェンスを越えてスタンドに入ることを言います。素晴らしい打撃力を示すものであり、チームにとって得点に直結する大きなプレーです。
  • チェンジアップとは?:投手が投げる変化球の一つで、本来の直球よりも遅い速度で投げられ、打者の timing を狂わせる役割があります。特に外寄りのチェンジアップは打者にとって難しい球となります。
  • 打率とは?:選手が試合でどれだけ安打を記録したかを示す数値で、安打数を打席数で割って算出されます。高い打率は選手の打撃成績の良さを示します。

SNSでもご購読できます。