ヤクルト、広島戦で引き分け 延長戦で粘りを見せる

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(セ・リーグ、広島2-2ヤクルト=延長十二回規定により引き分け、8回戦、広島4勝2敗2分、1日、マツダ)ヤクルトは苦手なマツダスタジアムで敗北を回避し、引き分けに持ち込むことに成功した

リリーフ陣が奮闘し、延長十二回にわたる激闘を戦い抜いた

試合は総力戦となり、長時間にわたる熱戦は4時間8分に達した

高津臣吾監督(56)は試合後、「立ち上がりの野手のところと、終盤のリリーフ陣が非常によくできた

勝てなかったけど、負けなかったことは価値がある

いいゲームだった」とマウンドに立った選手たちを称賛した

ヤクルトは一回に3安打を誇り、2点を先制する幸先の良いスタートを切ったが、先発の吉村が四回と六回にそれぞれホームランを被弾し、同点に追いつかれた

試合はその後、八回以降に6投手が執念深いリレーを展開し、両チームとも得点を挙げられないままスコアボードには0が並んだ

延長十一回には、1死一、二塁の緊迫した場面で6番手としてマウンドに上がった木沢は、3球でピンチを乗り越えた

彼は試合後、「中継ぎ陣が最少失点でつなごうという強い意識があった

個々がそれを実現できた試合だと思う」と語った

シーズンを通してマツダスタジアムではこれまで勝利を収められなかったヤクルトにとって、この試合は重要なステップとなる

しかし、高津監督は「週の頭から中継ぎを6人使ったが、彼らの頑張りを評価したい」と話しており、今後のシーズンに向けて良い流れをつかむ重要性を示唆した

この試合はヤクルトにとって非常に意義深いもので、特に苦手としていたマツダスタジアムで引き分けに持ち込んだ点はチームの士気を高めるだろう。果敢に攻めながらも同点に追いつかれた状況で、リリーフ陣が強い意志で失点を防いだことが印象に残る。今後の試合に向けて、終盤の戦い方に希望が見える内容だった。
キーワード解説

  • リリーフ陣とは?:試合の中で先発投手を交代した後にマウンドに上がる投手たちのことで、主に試合の勝敗を決定づける重要な役割を果たします。
  • 引き分けとは?:試合の結果が同点のまま終了した状態で、どちらも勝利も敗北もせず、得点が同じ場合に適用されます。
  • 中継ぎとは?:リリーフ投手の一種で、試合中に先発投手が交代した際に登場し、試合を続けさせる役割を持つ投手を指します。

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