ヤクルト・奥川恭伸投手、今季7度目の先発も未勝利が続く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年7月2日、セ・リーグのヤクルト対広島戦がマツダスタジアムで行われ、ヤクルトの奥川恭伸投手(23)が今季7度目の先発登板を果たした

奥川は6回80球を投げ、2失点を喫したが、今季の初勝利を手にすることはできなかった

奥川は、今季セ・リーグとパ・リーグの両方で開幕投手を務めたにも関わらず、未だに勝利を挙げていない唯一の先発投手となっている

6月13日の交流戦ロッテ戦以来、19日ぶりにマウンドに立った奥川だが、先制点を奪った後も思わぬ失点を喫することとなった

初回、ヤクルトは並木選手が3号先制ソロを決め、1点の援護を受けた奥川は、今季の先発で恒例となっていた初回失点の呪縛を解くかに見えた

しかし、3回裏、先頭の菊池選手に中前打を許した後、9番の投手・大瀬良選手に送りバントを決められて1死二塁のピンチを作ってしまった

ここで中村奨選手にスライダーを捉えられ、逆転の2ランホームランを被弾

奥川はこの一振りで逆転を許し、マウンド上で表情を曇らせた

一度はリードを得たものの、藤波大樹選手先発の広島打線に圧倒され、その後の回では得点を許すことはなかった

しかしながら、打線も1点のリード以降は静まり返り、結局奥川は6回を投げ切って降板

7回は木沢選手がマウンドに上がった

奥川恭伸の2025年成績

対戦相手 登板日 回数 球数 被安打 奪三振 自責点 結果
巨人 3月28日 6 90 7 2 0
中日 4月6日 5 97 7 2 5
阪神 4月15日 5.1 94 8 6 5
中日 4月26日 4 82 8 5 3
阪神 5月3日 5.1 109 10 7 3
ロッテ 6月13日 5.1 79 8 3 4
広島 7月2日 6 80 7 3 2
今回の試合では、奥川選手が好投を見せながらもチームの援護が乏しく、結果として勝利を逃したことが印象的であった。初回の先制点を活かせなかった打線の反応が課題だといえる。今後の試合での奮起が期待される。
キーワード解説

  • 先発投手とは?試合において最初にマウンドに立ち、7回または9回のうちの最初の数イニングを投げる選手です。
  • ホームランとは?バッターが打ったボールがフェンスを越えることで、ランナーがすべてホームに戻ると得点になります。
  • スライダーとは?投球の一種で、ボールが右に曲がるように投げられ、打者の見極めを難しくさせる球種です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。