巨人・阿部監督が51年ぶりに退場処分、阪神戦で波乱の幕開け

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◇セ・リーグ 巨人0―1阪神(2025年7月2日 甲子園)巨人の阿部慎之助監督(46)が、2日に行われた阪神戦で監督就任2年目、通算219試合目にして初めて退場処分を受けた

これにより、巨人監督が退場処分を受けるのは1974年7月9日に川上哲治監督が受けて以来、51年ぶりの出来事となる

阿部監督は選手時代にも一度退場を経験している

試合は0-0で進んでいたが、8回に波乱が訪れた

この回から登板した2番手の左腕・中川が2死から森下選手と佐藤輝選手に連続四球を与え、その後降板

続けて登板した3番手の右腕・田中瑛が阪神打線に苦しむ展開となった

大山選手が初球を捉えた打球は遊撃手・泉口のグラブを弾く内野安打となり、二塁を守る吉川選手がカバーしたが、その結果、二走の森下選手が本塁生還を果たした

この際、かつての判定が覆ったことにより、阿部監督はリプレー検証の結果に抗議を行い、退場処分を受けることとなった

最終的に巨人は阪神に連敗を喫し、カード負け越しが決定

これにより、巨人の勝率は5割に逆戻りし、首位の阪神とのゲーム差は今季最大の5.5となった

試合前半では、巨人の打線も機能せず

初回には丸選手が安打で出塁したものの、その後の攻撃が続かず無得点

また、5回には丸選手が再び安打を放ったが、ランエンドヒットの際に併殺となるなど、流れをつかみきれなかった

次回の試合に向け、巨人は新たな戦略が必要とされるだろう

この試合を契機に、選手と監督とが一丸となり、巻き返しを図ることが期待される

今回の試合は、監督の退場処分という波乱の展開が印象的でした。阿部監督は指導者として初めての退場を経験し、チームに影響を及ぼす結果となりました。特にリプレー検証など、現代野球における新たな仕組みがどのように試合に影響を与えるのかが、今後の議論となるでしょう。
キーワード解説

  • 退場処分とは? 退場処分は、審判により選手や監督が試合から除外されることを指します。これは、選手がルールを破ったり、悪質な行動を取った場合に適用されます。
  • リプレー検証とは? リプレー検証は、試合中のプレイの判定を再確認するために用いられるシステムです。チームがリクエストすることで行われ、判定が覆る場合もあります。
  • ゲーム差とは? ゲーム差は、チーム同士の勝敗の差を数値で示したもので、特にリーグ戦で順位を決定するために重要な指標です。

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