巨人・阿部監督が敗戦後の継投策に疑問の声、掛布氏が分析

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○ 阪神 1 - 0 巨人 ●<14回戦・甲子園> 7月2日に行われたプロ野球・阪神対巨人戦において、巨人は無得点のまま敗れた

解説を務めた掛布雅之氏は、巨人の継投策に対して自身の見解を述べた

この試合では、巨人の先発投手・井上温大が7回を無失点に抑える好投を見せた

試合が動いたのは8回の表、中川皓太がマウンドに上がった

中川は1番バッターの近本光司を右飛、続く中野拓夢を遊ゴロに仕留め、簡単に2アウトを奪った

しかし、森下翔太と佐藤輝明に四球を与えてしまい、阿部慎之助監督は田中瑛斗をリリーフとして投入した

田中が登板したところで、大山に適時内野安打を許し、この1点が決勝点となった

試合後、掛布氏は「中川くんの2番手起用は難しい状況だった

2アウトの状態で3番、4番を迎えたが、もしここで中川が通過させていれば、巨人に流れが生まれていたと思う」と指摘した

さらに掛布氏は「中川が左打者2人を打ち取った後、森下のところで田中を使う選択もあったのではないか

あのイニングで2人を使って3人で終わらせるべきだったかもしれない

巨人のリリーフ陣には戦える選手がいるはず」と続け、その継投策に疑問を呈した

今回の試合で巨人が不甲斐ない結果に終わった理由は、継投策にあったと分析されている。3アウトを奪うために最適な投手を選べなかったことが、勝利を逃す要因になった可能性がある。特に2アウト後に四球を出したことで流れを引き寄せられなかったのは痛手であり、監督の采配が問われる場面であった。
キーワード解説

  • 継投(けいとう)とは?プロ野球において、投手を交代させることを指します。試合の展開に応じて投手を変えることで相手打線に対抗する戦略です。
  • リリーフとは?スターター投手が先発し、試合の途中から出てくる投手のことで、主にゲーム後半の逃げ切りや逆転を狙う場面で起用されます。

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