西武、オリックス戦での不振を受けて選手への厳しい指導を強調

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プロ野球パ・リーグの西武ライオンズ(以下、西武)は、2日に行われたオリックス戦において延長10回の末に2-6で敗北し、これで3連敗を喫しました

これにより、3位のソフトバンクとの差は3.5ゲームに広がってしまいました

試合後、チームの西口文也監督(52歳)は、同試合で敗戦を招いた6番手・佐々木健投手(29歳)に対し、特にリードしている時や同点時の投球内容が悪いことを指摘

「ビハインドの時には良い投球を見せるが、同点またはリード時には強い気持ちを持って攻めてほしい」と述べました

さらに、4打席連続三振を含む5打数無安打と苦戦している1番打者の西川愛也外野手(26歳)にも注意が向けられました

西川はリーグ戦再開後の5試合で22打数1安打(打率4分5厘)、12三振という不振に陥っており、西口監督は「タイミングの取り方にズレがある

修正しなければならない」と指摘しました

この5試合でチームは8得点、18失点と成績も振るわず、1勝4敗に終わったことで、夏場の疲れとともに貧打の課題が明らかになりつつあります

特に、上位チームからの脱落が危ぶまれる状況です

西武は過去に、広島との3連戦で全敗した際、鳥越裕介ヘッドコーチ(54歳)が選手に喝を入れたことで、その後の阪神戦で3連勝を果たすなどの立て直しに成功していました

今回も、鳥越ヘッドが担当選手に厳しい指導を行い、他のコーチがフォローする「鳥越フォーメーション」が機能することが期待されています

リーグ戦再開後、V争いのカギを握る日本ハムおよびオリックスとの5試合を1勝4敗とした西武

4日からのソフトバンクとの3連戦でさらに負け越すようであれば、暗雲が立ち込めることも否めません

監督の西口政権は、この正念場をどのように乗り切るのでしょうか

西武ライオンズの最近の成績は悪化の一途をたどっており、特に不振の選手に対して西口監督が厳しい指導を行っていることは今後のチームの立て直しに影響を及ぼす可能性が高いです。これが選手たちに活力を与えるか、さらなる自信喪失を招くかが注目されます。
キーワード解説

  • ビハインドとは?ビハインドは試合において点差で負けている状態のことを指します。
  • 打席とは?打席はバッターがボールを打つために立つ位置やその状況を表します。
  • 三振とは?三振はバッターがボールにバットを当てられず、アウトになることを指します。
  • ペナントレースとは?ペナントレースは、プロ野球の年間勝敗を競うリーグ戦を指します。

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