ソフトバンク・大城真乃投手がウエスタンリーグで完璧な投球を披露

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ソフトバンクの期待の若手左腕、大城真乃投手がウエスタン・リーグで快投を披露

◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク0―5阪神(2日、タマスタ筑後) プロ野球ソフトバンクの育成選手、大城真乃投手(22)が注目の投球を見せた

9回に5番手で登板し、三者凡退で抑える快投を披露

特に、2者連続空振り三振を奪うなど、圧巻の内容であった

大城投手は、「やっと自分の投球ができた」と安堵の表情を見せた

大城投手の直近の登板は4月20日のオリックス戦以来であり、この日が待望の復帰戦となった

先頭打者の木浪聖也をスライダーで空振り三振に仕留め、続く代打の原口文仁もチェンジアップで打ち取った

最後の井坪陽生には140キロの直球を投げ、わずか11球で3人を仕留めた

沖縄・宜野座高出身の大城投手は、春季キャンプには1軍に途中参加し、2月末から3月にかけて開催された「球春みやざきベースボールゲームズ」にも出場

しかし、ウエスタン・リーグでは調子を崩し、前回登板までの4試合では防御率4・15という成績を残していた

特にスライダーが曲がらず、チェンジアップが決まらない日々が続いた

「3軍でも結果が出ず、練習でいろんなことを試した」と振り返る

6月ごろにはスライダーの回転をジャイロから横回転に修正する取り組みを開始

川原(R&Dグループ投手コーチ)からのアドバイスを受け、この変更が奏功し、チェンジアップも向上したという

小笠原孝2軍投手コーチは「低めに制球されていたし、昨季の得意なスライダーでも三振を取れた」と大城投手の成長を高く評価した

支配下登録の期限は7月末

大城投手は「結果を出すことが求められる時期だが、同時に自分の課題とも真剣に向き合っていく」と意気込みを語った

大城真乃投手の躍動的なプレーは、若手選手の成長を象徴するものです。特に、彼がスライダーの回転を見直し、チェンジアップも改善したという点は、自己革命の一環を示しており、非常に興味深いです。彼が今後どのように進化していくか、一軍昇格に必要な結果を出せるかが注目です。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球の2軍リーグであり、地域別に分かれたチーム同士が対戦する形式です。ここで選手たちは実戦経験を積み、1軍昇格を目指します。
  • スライダーとは?:スライダーは、野球における投球の一つで、回転のかかったボールが横に曲がっていく特徴があります。打者にとってはタイミングを外されやすく、空振りを誘うボールとして重宝されています。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、投手が意図的に持つ球種の一つで、速球に似たフォームで投げられますが、球速が遅くなるため、打者はタイミングを崩されることが多いです。
  • 支配下登録とは?:支配下登録は、プロ野球チームが選手を正式に所属させる手続きのことです。期限内に成果を上げなければ、選手は登録から外れる可能性があります。

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