巨人、阪神に惜敗 – 阿部監督の退場劇も話題に

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◇プロ野球セ・リーグ 阪神 1-0 巨人(2日、甲子園球場)
カード第1戦に1対2で敗れた巨人

今季4勝9敗と負け越している阪神に一矢報いたいところでしたが、結果は0対1

連日の惜敗で悔しい2連敗となりました

出だしからチャンスを作った巨人

初回に丸佳浩選手のヒットを起点に1アウト1、3塁と一打先制の場面を迎えましたが、直後の吉川尚輝選手と増田陸選手が続かず、阪神先発の大竹耕太郎投手に封じ込まれました

先発マウンドに立ったのは井上温大投手

5月21日以来の4勝目を目指して臨むも、3回にピンチを迎えます

3回、2アウトからレフト中山礼都選手のエラーで3塁ベースを踏まれた巨人

しかし、今季巨人戦で4本塁打を記録している森下翔太選手との対戦では、高めに攻め続け、4球目でセカンドフライに抑えました

井上投手は7回まで無失点の好投を見せましたが、直後の8回に状況が一変します

2番手の中川皓太投手が森下選手と佐藤輝明選手に連続フォアボールを与え、2アウト1、2塁のピンチを迎えます

阿部監督はすぐさま3番手の田中瑛斗投手に交代

しかし、大山悠輔選手の凡打がイレギュラーとなり、セカンド吉川選手の送球が間に合わず、森下選手がホームイン

判定は一度アウトでしたが、リクエストにより覆され、巨人は痛恨の1点を献上しました

この判定を受けて阿部慎之助監督が審判団に抗議し、退場処分となりました

9回の攻撃では増田選手がヒットで出塁するも、後続がつながらず、巨人は1点に泣いて阪神相手に2連敗を喫する結果となりました

今回の試合では、巨人の先発井上投手が7回無失点の好投を見せたものの、8回に序盤の投手交代が効かず、最終的に敗北を喫してしまいました。ビデオ判定による逆転判定や阿部監督の退場劇は、選手たちに大きな影響を与えたことでしょう。今回の連敗が今後の戦績にどう響くのかが気になるところです。
キーワード解説

  • ビデオ判定とは?:試合中にプレーの判定が誤っているかを確認するための映像を使った制度です。これにより、正確な判定が行えるようになり、選手や監督も納得しやすくなります。
  • フォアボールとは?:投手が打者に対して4球のボールを投げてしまい、打者が自動的に一塁に進めることを言います。特にランナーがいる状況では、チームにとって得点のチャンスが広がります。
  • 退場処分とは?:選手や監督がルールに違反した場合、審判がその人物を試合から外すことを指します。抗議行動や暴言などが理由とされることが多く、チームに不利な状況をもたらします。

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