これでシーズン5敗目を喫し、防御率は4.44、被本塁打はリーグワーストの3位タイに落ちています
さらに、チームも連敗を喫しました
試合は、初回にわずか10球で無失点を記録し、続く2回には93.2マイル(約150.0キロ)の直球を武器に、強打者ハイムを見逃し三振に仕留め、順調な立ち上がりを見せました
しかし、3回に入ると突然の落とし穴が待ち受けていました
この回の先頭打者に四球を与え、続けて安打でピンチを迎えると、2死二、三塁の場面で3番・セミエンに左中間へ先制の3ランホームランを浴びました
この一発はメジャー通算1578安打、246本塁打を誇るレンジャーズの主砲からのもので、菅野にとって痛恨の一発となりました
さらに4回には、無死からの連打で再びピンチを招き、2死二、三塁の場面からデュランに2点タイムリーヒットを許す展開
続く5回にはシーガーにもソロ本塁打を被弾しました
菅野は思い通りの投球ができず、困惑の表情を浮かべながらマウンドに立ち続けました
前回登板の6月27日(同28日)にはレイズ戦で、序盤に3本塁打を許しながらも、打線の支えでなんとか6勝目を挙げました
しかし、国際舞台での経験と実績を持つ彼にとって、ここ最近の失点が続く展開は不本意
5試合連続で6回以上、自責点3以下の「クオリティースタート(QS)」も達成できておらず、苦しい状況が続いています
今後の巻き返しに期待がかかる菅野
果たして、古巣での経験を活かし、再びの復調は可能でしょうか
オリオールズの菅野投手は、連続して失点を重ねている状況にあり、以前の安定感が薄れていることが懸念されます。今回は特に強打者からの被本塁打が目立ち、本人自身も思うような投球ができていないようです。菅野選手の今後の回復に期待が寄せられます。
キーワード解説
- オールドルーキーとは?大型契約を結びメジャーリーグで活躍する年齢が比較的高い新人選手のことを指します。
- クオリティースタート(QS)とは?投手が6回以上を投げ、自責点が3以下であることを指し、ゲームの質を示す指標とされています。
- 被本塁打とは?投手が対戦相手に本塁打を許すことを指し、投手の制球力や投球の質を測る重要な指標です。

