ヤクルト田中陽翔、巨人戦で好調維持 1安打を記録し打率向上

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<イースタン・リーグ:巨人6-4ヤクルト>◇2日◇ジャイアンツタウンスタジアム プロ野球イースタン・リーグにおいて、ヤクルトのドラフト4位ルーキー、田中陽翔内野手(19)が巨人戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた

田中は巨人のエース、田中将大投手(36)から1安打を放ち、今季の打率を2割6分7厘に上げた

この1安打は、彼の賢明なバッティング能力を象徴するものとなった

田中は今季、イースタン・リーグで43試合に出場しており、打率は2割6分7厘、さらに1本塁打と14打点を記録している

特に5月以降の成績は好調で、打率が3割1厘に達するなど、プロのボールに順応する能力を示している

出塁率は3割6分9厘、得点圏打率は3割4分6厘と、勝負強さを感じさせる数字を残している

守備では主に遊撃手を務めており、高卒1年目で着実に経験を積んでいる

田中は健大高崎から24年ドラフト4位でヤクルトに入団したが、野球に対する情熱は父親の充さんから受け継がれ、かつてロッテ、ヤクルトでプレーした経歴が彼を支えている

中学時代には、東練馬シニアで元ヤクルトの宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)から指導を受け、その際にプレゼントされたグラブを持ち込むなど、早くから自らの成長に努めてきた

ヤクルトの田中陽翔選手の成績は、プロ入り初年度にしては非常に良好で、特に打率の向上が目を引きます。このまま成長を続ければ、将来的にはチームの中心選手として活躍することが期待されます。「勝負強さ」を示す得点圏打率は特に注目され、これからの試合でも彼のプレーに注目したいところです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?プロ野球の2軍選手が出場するリーグで、選手の育成を目的とした重要な大会です。
  • 出塁率とは?打者が出塁する割合を示す数字で、高い出塁率は選手の打撃能力が高いことを意味します。
  • 得点圏打率とは?得点が必要な場面においての打率を示し、勝負強さを測る指標となります。
  • 遊撃手とは?内野のポジションの一つで、主に敵チームの打者が打ったボールを捕球する役割を担います。

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