プロ野球巨人、西川歩投手が三菱重工East戦で圧巻の投球を披露

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◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍3―0三菱重工East(3日・ジャイアンツ球場) 巨人の育成ドラフト5位に選ばれた左腕・西川歩投手が、3軍の三菱重工East戦に先発し、自身のプロ入り最長となる6回を投げきり、1安打無失点、6奪三振という素晴らしい成績を収めた

最速146キロを記録した彼の投球は、強豪チームを相手に圧倒的な実力を示した

投球内容とピンチの対応

西川投手はプロ入り2度目の先発マウンドとなったが、「強いチームに対してどれだけ直球が通用するのかを見たかった」と直球中心の投球スタイルを選択した

初回から2回までは無安打で3三振を奪う好スタートを切るが、3回には初安打を許し、さらに1死二、三塁というピンチを迎えるも、冷静に後続を封じ無失点で切り抜けた

ストライク先行の展開

その後も、西川投手はストライク先行でテンポ良く投球を続け、4回から6回までを3者凡退に抑える見事な投球を披露した

「直球が捉えられていなかったし、打たれた打球も失速していた

狙った所に投げられるようになってきた」と、西川投手は手応えを感じている様子だった

ピンチでも動揺せず

高卒ルーキーでありながら、昨夏の都市対抗野球で初優勝を達成した実績を持つ西川投手

3軍戦での連続自責点0を12登板中に26イニングに延ばしており、「ピンチでも動揺せずに冷静な投球ができている」と自身の考え方を語った

今後のキャリアに向けて
「何事も一つずつ考え、目の前の打者をしっかりと捉えていきたい」と意気込む西川投手

今後もプロでの成長が期待される

西川歩投手の投球は非常に印象的で、高卒ルーキーと思えないほどの冷静さと力強さを感じました。特に、ピンチの場面でも動揺せずに投げ続けられるメンタルは、プロの選手として重要な要素であり、今後の成長に大いに期待がかかります。
キーワード解説

  • 三軍とは?:プロ野球のチームの中で、主に若手選手やリハビリ中の選手が所属するチーム。試合経験を積む場として重要な役割を果たす。
  • プロ入りとは?:選手がプロリーグでプレーするために、チームに加入すること。育成ドラフトで選ばれることでプロ選手としてのスタートを切る。
  • 無安打とは?:投手が相手チームにヒットを打たれることなく、イニングを終えること。特に優れた投球を示す指標の一つ。
  • 奪三振とは?:投手が相手打者をストライクを3つ取ってアウトにすること。その数が多いほど、投手の能力が高いことを示す。

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