巨人・田中将大、試合後の反省点を語るもチームは勝利

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇プロ野球イースタン・リーグ 巨人6ー4ヤクルト(2日、ジャイアンツタウンスタジアム)プロ野球イースタン・リーグで、巨人の田中将大投手がヤクルトとの試合に先発しましたが、5回4失点でマウンドを降りました

この試合では、不運な安打がいくつか見られ、詰まった打球が外野手の前に落ちたり、イレギュラーバウンドするゴロがあったりしました

しかし、田中投手は「まだまだ取り組みが足りないのかな」と反省の言葉を口にしました

特に、重視していたスプリット(スプリットフィンガーファストボール)について、彼は前回の試合でも改善の余地があったことを認め、「今回もいまいちだった」と評価しました

スプリットとは、球が手元で急激に落下する投球フォームで、打者にとっては非常に打ちにくい球種とされています

日々の練習でこれを磨いてきたものの、試合でうまく機能しなかったことを悔やむ田中投手に対し、桑田真澄2軍監督はアドバイスを送ったばかりでした

今後は、中6日で投げる予定の田中投手ですが、「投げ続けられないと意味がない」と強調しました

彼は単発の投球ではなく、コンスタントにイニングを食っていく必要があると考えており、一軍の戦力として期待されているからこそ、一層の努力を誓いました

「1軍に割って入っていかないといけない」と気持ちを新たにし、引き続き練習に励む所存です

試合自体は味方が逆転し、最終的に巨人が6-4で勝利を収めましたが、田中投手にとっては自己評価が主となった試合となりました

田中将大投手の試合後のコメントは、彼の努力に対する真剣さを示しています。スプリットの改善点についての反省は、プロとしての向上心の表れです。チームは勝利しましたが、彼自身はまだ成長の余地があると考えています。
キーワード解説

  • スプリットとは?投球の一種で、ボールが投げられた後、急激に沈むように落下します。これにより打者はボールを打ちにくくなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。