これにより、阪神は同一カードでの勝利をさらに増やし、11勝4敗の成績となりました
一方の巨人は、守護神ライデル・マルティネス投手(28)が開幕から32試合目にして初失点を喫し、リードを守れずサヨナラ負けとなりました
ライデル・マルティネスの初失点
この試合の九回、同点の状況でマルティネスは満塁の場面を迎え、1死も取れずにサヨナラの犠飛を許しましたこれにより、彼の開幕からの連続無失点試合は31でストップしました
この記録は中日の田島慎二が持つセ・リーグ記録に並んでいただけに、彼にとっては悔しい結果となりました
吉川の欠場と選手交代
特に注目すべきは、巨人の4番打者である吉川がコンディション不良で欠場したことですその結果、増田陸が4番に初起用され、二塁で先発した門脇も脚をつって途中交代を余儀なくされました
チームにとっては痛手となる選手層の薄さが露呈する形となりました
阿部監督のコメント
試合後、阿部監督は「昨日からの流れって、やっぱりなかなかひっくり返せなかったなんとか勝たせてあげたい一心でやっている」と複雑な心情を漏らしました
監督自身もチームの状態を憂いている様子が伺えました
今回の試合では、巨人が二塁手や4番打者の欠場も響き、全体的な攻撃力が不足していたことが目立ちました。特にライデル・マルティネスが初失点を許したことで、チームの心理的な負担も増す結果となりました。この敗北が今後の戦績にどう影響するのか、注目が集まります。
キーワード解説
- ライデル・マルティネスとは?:彼はプロ野球界で知られる守護神投手で、試合の最後に登板してチームを守る役割を果たします。
- サヨナラ勝ちとは?:試合の最終回、またはそれに類似した場面で、相手チームよりも先に勝ち越し得点を挙げ、そのまま試合が終了することを指します。
- 無失点試合とは?:特定の投手が試合中に得点を許さずに抑えることを指し、その成績は投手の評価に大きく影響します。

