阪神・豊田寛がプロ初のサヨナラ打、捕手経験を生かした戦略とは?

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<阪神3-2巨人>◇3日◇甲子園での試合で、阪神タイガースの豊田寛外野手(28)がプロ4年目にして初めてサヨナラ打を達成した

この試合は緊迫した展開が続き、2-2の同点の状態で迎えた9回裏、無死満塁の場面でのことだ

カウント3-2の後、巨人の守護神マルティネスが投じた高めの直球を捉え、中犠飛を放ち試合を決めた

豊田選手の活躍は、ただの偶然ではない

実は彼には他の選手にはない“武器”がある

彼は名門・東海大相模高校に入学した際、捕手としてのキャリアをスタートさせた

この特殊な経験が、現在の豊田選手のプレースタイルに大きな影響を与えている

今シーズン、阪神では主に外野手としてプレーしている彼だが、捕手の経験があり、実際にチーム内での重要度は増している

特に最近、キャッチャーの原口選手が不在となっている中、彼は唯一の捕手経験者である

この状況下で、彼の戦略的な思考が試合を勝利に導く鍵となる可能性がある

さらに、6月14日の楽天戦では第3捕手の栄枝選手が出場した際、コーチから「もしもの時には」と指示を受けていた

この言葉には、捕手経験者としての期待が込められていたが、豊田選手は「プロの球は怖すぎます」と心の中で祈っていたという

高校1年生で外野に転向し、その後はマスクをかぶっていない彼だが、信頼されている状況がある

このような状況の中でも、彼の存在感は高まっている

豊田選手のサヨナラ打は、阪神にとって非常に価値のある勝利となった。彼のバックグラウンドにある捕手経験が、試合の流れを読む力や、ピッチャーとのコミュニケーション能力を向上させているのだと感じる。このように、選手の様々な経験が活かされることでチームが強くなることを示す良い例だと思う。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?:試合の最終回に、相手チームと同点の状態で得点を挙げて試合を勝利に導く打撃のこと。
  • 守護神とは?:チームの最後のイニングで登板する投手のことで、試合を締めくくる役割を担う重要な選手。
  • 捕手経験とは?:選手が捕手のポジションでプレーした経験のことで、ゲームの戦略や投手との連携において重要な役割を担う。

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