ヤクルト・中村優の恩師がプロデビューを祝福、安全な飛躍を願う

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◇セ・リーグ ヤクルト5―0広島(2025年7月3日 マツダ) ヤクルトから1位指名された愛工大・中村優選手の恩師であり、元ロッテ監督の平井光親氏(58)が、選手のプロデビューを祝福し、さらなる活躍を願うコメントを寄せました

平井監督は自身も91年に首位打者を獲得した実績を持ち、プロの厳しさや喜びを理解している存在です

平井監督は「とにかくおめでとう」と中村選手に伝えたいと語り、学校の練習を早めに切り上げるほど試合結果に注目したそうです

また、デビュー戦を密かに観戦し、試合終了後には「プロの選手は簡単に三振しないだろう」と伝えたことも明かしました

特筆すべきは、中村選手のフォークボールです

この変化球は打者から見ると落ちる直球のように見えるため、高度な技術が必要です

彼は大学時代にこの球種を習得したものの「落ちないので投げていません」と言っていたと平井監督が語った通り、彼自身が工夫して投げ続けていることが期待されています

実際、試合では5回に田中選手から奪った三振もフォークボールによるものでした

平井監督は、高校2年生の時から中村選手の才能に注目し、長崎へ3度の勧誘を重ねたと語ります

初めは就職を希望していた中村選手ですが、監督の最後の勧誘によって受験を決意

しかし、負けん気が強く、KOされて泣いてしまうこともある中村選手を、恩師は「本当に優しい子」と表現しています

監督はこれから中村選手がチームや指導者、両親に恩返しをしていくことを期待しています

中村選手のプロデビューには、恩師の存在が大きく影響しています。平井監督が選手屋としても彼の成長を支え続けてきたことが、今後の活躍に繋がっていくことを期待します。プロの厳しい世界でどのように成長していくのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:打者を困惑させる変化球で、直球と見せかけて落ちる特性があります。
  • 首位打者とは?:シーズン中で最も多くの打率を記録した選手に与えられる称号です。

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