この結果、２位の広島東洋カープとのゲーム差は最大の６に広がりました
この試合で特に注目されたのが、阪神のリリーフ投手である石井大智選手です
この試合は、石井選手が頭部に打球を受けて約１か月の戦線離脱から復帰してからの最初の試合でした
元プロ選手で評論家の谷佳知氏は、「八回に登板した両チームのセットアッパーが明暗を分けた」との見解を示しました
ここで「セットアッパー」とは、試合の重要な局面で登板し、先発投手に代わって試合を引き締める役割を持つリリーフ投手のことを指します
試合は０－１で迎えた八回表、ＤｅＮＡの２番手投手である伊勢選手が登板し、１点を守り切れずに３失点を許し逆転をされます
一方、阪神の石井選手は八回裏に登板し三者凡退の快投を見せ、試合の流れを阪神に戻しました
谷氏は、「この試合に限って言えば、流れを守り切れなかったセットアッパーと、流れを守り続けたセットアッパーが明暗を分けた」と述べています
復帰後、石井選手はこれが３試合目の登板であり、１勝２ホールドを記録しています
谷氏はその投球について、「ボールのキレが素晴らしく、打者が差し込まれたり、振り遅れることが多い」と評価しました
また、石井選手のストレートと変化球の緩急についても称賛し、「安心して八回を任せられる存在だ」と強調しました
試合を振り返ると、石井選手の復帰が阪神にとって非常に大きな意味を持つことが理解できます。彼の登板によってチームの士気も高まり、今後の試合に期待が持てる展開となりました。
キーワード解説
- セットアッパーとは？試合の重要な局面で登板し、先発投手に代わって試合を引き締めるリリーフ投手のこと。
