中日、連敗を止めるもバントに疑問の声 – 川上憲伸氏の指摘が話題

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
【川上憲伸の目】◇4日 中日2―1ヤクルト(バンテリン) 中日はリードを守り切り、連敗を5で止めた

打線は3回と4回にそれぞれ1点ずつ奪い、先発・大野は9回途中まで力投して今季の勝利を4に伸ばし、通算では90勝目を達成した

この試合は接戦の中、中日らしい戦いぶりが光ったが、中日スポーツ評論家の川上憲伸さんが注目したプレーがあった

7回の攻撃で、山本が四球で出塁し、続く打者には8番の石伊雄太捕手が入っていた場面だ

石伊は、ヤクルトの木沢が投じた初球について、ヒッティングの構えからバントに変更し、シュートを見逃してストライクを取られた

その後、木沢のけん制が悪送球となり無死二塁の有利な状況になったが、今度は初めからバントの構えでバントを成功させ、走者を進めた

川上さんは「バントなら、なぜ最初から構えないのか

この1球がもったいない」と苦言を呈した

彼自身は現役時代、何度も送りバントの打席に立っており、投手としても打者との対戦を通じてこの経験を積んできた

具体的には、「ピッチャーは初球でストライクを取られたら、その後は厳しいコースに投げられるため、最初からしっかりと構え、バントを成功させる必要がある」と助言した

また、セーフティーバントが得意な選手もいるが、「最初から構えられないなら、できるように練習するべきだ」と厳しい言葉を続けた

川上さんは、「1点を大切にするのであれば、バントの徹底が求められる」と結論付けた

川上憲伸氏の指摘からもわかるように、バントは野球の中で重要な戦略の一つです。選手たちが行うべき基本的な技術をおろそかにすると、試合の流れが変わってしまう可能性もあります。特に重要な局面では、その判断と準備が試合の結果を左右します。今後の試合でも、選手たちが状況に応じたプレーを徹底していくことが求められます。
キーワード解説

  • バントとは?: バントは、打者がバットを使ってボールを軽く叩き、主に走者を進めるための技術です。
  • ヒッティングとは?: ヒッティングは、通常の打撃のことを指し、ボールを打って得点を狙うプレーを意味します。
  • 悪送球とは?: 悪送球は、野手がボールを正確に投げられず、意図したバッターや走者に届かないことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。