巨人・山崎が8勝目、リーグトップの投球でチームを救う

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◇セ・リーグ 巨人1―0広島(2025年7月4日 東京D) 巨人・山崎伊織投手(26)が4日の広島戦で、8回3安打無失点の素晴らしい投球を披露し、自己最多に並ぶ10三振を奪った

この試合での勝利は彼にとってリーグトップタイの8勝目となり、阪神・村上頌樹投手(27)とともに最多勝争いから一歩抜け出すこととなった

 この日は今季最多の126球を投げる力投を見せ、チームの連敗を3で止めた

これにより巨人は勝率5割に復帰し、順位も3位に上昇した

山崎投手は試合後に「阪神に3連敗した後なので、ここでしっかりと勝って連勝したかった」と語った

 この試合は「TG fes.~好きを全力で~」というイベントとして開催され、特に女性ファンを対象としたさまざまな企画が実施された

山崎投手はこの日、ホーム用のユニホームに「TG」ロゴのキャップをかぶり、観客からの黄色い声援を浴びた

 フォークボールは彼の決め球の一つであり、今季は球速が増し、使用頻度も29.9%に上昇した

村田総合コーチも「カウント球として使えるようになり、フォークとスプリットを効果的に使い分けている」とコメントした

今回の試合でも、8回には、10球粘られた森下打者をフォークで打ち取り、最後はスライダーで10奪三振を達成した

 山崎選手は「自分のやるべきことは変わらないので、これからも粘り強くやっていきたい」と今後の意気込みを語り、投手4冠(勝利数、防御率、勝率、奪三振数)も視界に捉えている

チームを牽引する5年目の右腕が、それぞれの目標に向かって突き進んでいる様子が伺えた

今回の試合で山崎投手が見せた投球は、まさに圧巻でした。特にフォークボールを効果的に使い分ける姿勢は、多くの打者にとって脅威となったことでしょう。女性ファンに向けた特別イベントもあり、ファンとの一体感がより試合を盛り上げたことも印象的です。彼の成長は今後のシーズンでも目が離せません。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投げる球種の一つで、ボールが落ちるように変化するため、打者にとっては打ちにくい球です。
  • 奪三振数とは?:奪三振数は、投手が三振を奪った数を示し、投手の実力を測る重要な指標の一つです。
  • リーグトップとは?:リーグトップは、特定のカテゴリーで最も優れた成績を収めた選手を指し、通常は勝利数や打率などの成績が基準となります。

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