広島打線はわずか3安打に抑えられ、今季2度目の2試合連続完封負けを喫した
試合後、新井貴浩監督は「いいピッチャーというのは分かっているんだけど、まあ、また次かな
次に向けて準備したいです」と、次の試合への期待を述べた
広島打線が直面した相手は巨人先発の山崎
この投手はリーグトップタイの7勝を誇り、同時に防御率1.24もリーグで最も低い数値を記録している
広島の選手たちはこの難敵に立ち向かうべく意気込んだが、山崎の投球に打ち崩すことはできなかった
試合を振り返ると、4回には2死からファビアンが右中間に二塁打を放ち、続く坂倉の四球で一、二塁のチャンスを迎えたが、末包が三ゴロに倒れてしまった
さらに、5回からは3イニング連続で三者凡退となり、打線の不調が際立った
その理由を朝山打撃コーチは「今季4度目の対戦の中で(山崎が)一番良かったんじゃないかな」と分析した
直球は150キロを超える速球で、フォークボールも146キロと真っすぐと同じ軌道で来るため、選手たちは連続して打撃に苦しめられた
この試合で山崎には今季4戦中3敗を喫しており、広島にとっては苦手投手となっている
前回の対戦でも6回1失点に封じられた経緯があり、今後も対戦の可能性があるため、早急にこの状況を打破する必要がある
同点の8回には2死二塁の好機が訪れ、中村奨がフルカウントからの打撃で左飛に倒れた
この打球は痛烈なものであったが、野手の正面に飛んでしまい、得点には結びつかなかった
若鯉は「アウトはアウトなので、また明日頑張ります」と前を向く姿勢を示した
チームは2日・ヤクルト戦の4回以降、23イニング連続無得点であり、今こそチーム一丸で潮目を変える必要がある
この記事では、広島東洋カープが東京ドームでの巨人戦で完封負けを喫したことが詳細に報告されています。特に、打線の沈黙や相手投手・山崎の素晴らしい投球内容が分析されています。次回の試合での打撃復活を期待したいところです。
キーワード解説
- 完封負けとは? 試合中に対戦相手が得点を一切挙げられない状態で、試合が終了することを指します。
- 防御率とは? 投手の成績を示す指標で、一般的には投手が9回投げた場合に自責点(失点のうち、投手自身の責任による得点)の数をもとに計算され、数値が小さいほど優秀な投手とされます。
- 三者凡退とは? 攻撃側が3人の打者が出てきて、それぞれヒットや四球などで出塁することなく攻撃が終了する状態のことを指します。

