阪神、逆転勝利で6連勝!村上の投球が試合を決める

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「DeNA1-7阪神」(4日、横浜スタジアム)で、首位の阪神が終盤に逆転し、見事に6連勝を達成しました

試合は、0-1で迎えた8回に近本選手の左前適時打で同点に追いつき、その後、佐藤輝選手が左犠飛を放ち、勝ち越しに成功しました

先発投手の村上選手は7回を投げて5安打1失点、リーグトップタイの8勝目を挙げました

これにより、2位の広島とのゲーム差は今季最大の6ゲームに広がりました

評論家の谷佳知氏は、「劣勢の流れを変えたのは、七回のピンチをしのいだ村上であり、八回先頭で安打を放った坂本」と指摘しています

野球には「流れ」が重要だと言われますが、阪神の逆転勝利において、特に村上選手の奮闘が光りました

7回、村上選手はピンチに直面しましたが、連続長短打で無死一、三塁の場面を迎え、京田選手の二ゴロで三塁走者が挟殺プレーでアウトになった後、代打の筒香選手を空振り三振、さらに桑原選手を中飛に打ち取り、得点を許しませんでした

この踏ん張りが、試合の流れを決定づけたとも言えるでしょう

その直後の8回、無死で坂本選手が中前打を放った瞬間、試合の流れは一気に阪神に傾きました

僅差の展開である終盤において、先頭打者が出ることがどれほど重要であるかが見て取れます

もし坂本選手が凡退していた場合、その後の打線が逆転できていたかどうかは疑問です

八回に登板した阪神の石井選手と、DeNAの伊勢選手という両チームのセットアッパーの明暗も分かれましたが、阪神はこの勝負どころをしのぎ、少ないチャンスを生かして勝利を収めました

これにより、首位を独走し始めている阪神の戦術や勝ちへの強さを改めて感じさせる試合となりました

今回の試合では、阪神が終盤に見事な逆転勝利を収めたことで、リーグの首位を維持しています。特に村上選手のピンチをしのぐ投球が勝ちにつながり、チーム全体の流れを変える重要な要素となりました。野球は運だけでなく、やはり集中力とチームの結束力がものを言うスポーツであることを改めて認識させられました。
キーワード解説

  • 逆転勝利とは?:試合の中で、後ろにいたチームが終盤に点数を挙げて、逆転して勝つことを指します。
  • セットアッパーとは?:野球において、試合終盤の重要な局面で勝利を確実にするために登板するリリーフ投手を指します。
  • 流れとは?:試合において、どちらかのチームが有利に進んでいる状態や、それによって生じる雰囲気のことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。