巨人の先発投手、グリフィン投手は今季、防御率が0.92と圧倒的な数字を記録しており、セ・リーグの相手に対しては東京ドームで無失点を維持しています
だが、一方で広島戦では未だ白星を挙げられないという相反するデータも持ち合わせています
広島はこの試合でグリフィン投手を攻略するために、意外な打順を選択
1番バッターに末包昇大選手を起用しました
彼は高い出塁率を誇る選手であり、相手ピッチャーを牽制する意図がうかがえます
解説を務める黒田博樹さんは、先発のグリフィン投手と広島の玉村昇悟投手の左腕同士の対決について言及
「両左腕は右打者に対してはグリフィンが被打率0.152、玉村が0.241で、左打者に対してはグリフィンが0.233、玉村が0.263です
左打者への被打率が高い理由について考察したいです」とコメントしました
さらに、グリフィン投手が今季まだホームランを許していない点についても触れ、「東京ドームを本拠地にしているにもかかわらず、被本塁打ゼロは驚異的です
このグリフィン投手に対し、カープは末包を1番にすることで、出塁した際にはアグレッシブに攻めるサインが増えるでしょう」と期待を示しました
プレーボールは午後6時
両チームの戦略がどのように試合に影響するのか、熱い戦いが予想されます
今回の巨人対広島戦は、特にグリフィン投手と広島打線の戦略に注目が集まりそうです。若手の末包選手を1番に起用することで、出塁後は積極的な攻撃を展開する意図が見えます。また、防御率0.92のグリフィン投手が未だ本塁打を許していないことも、この試合の見どころです。
キーワード解説
- 防御率とは?:防御率は投手がどれだけ失点を少なく抑えているかを示す数字で、計算方法は、投球回数に対する自責点をもとに算出します。低いほど投手の成績が良いとされます。
- 出塁率とは?:出塁率は選手が打席に立った際、どのくらいの確率で出塁(塁に出ること)できるかを示す指標で、打率とは異なり四球や死球も含まれます。
- 被本塁打とは?:被本塁打は投手が打たれた本塁打の数を指し、これが少ないほどピッチングが優れたものとされています。

