中日、延長12回の激闘を制せず。清水達也の奮闘も実らず

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◇5日 中日4―6ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)=延長12回 中日は、8人の投手を投入した末に延長12回で敗北を喫した

この試合では、井上一樹監督が出場選手登録を抹消された松山晋也に代わり、抑えを担う清水達也投手を3年ぶりに回またぎで起用するという大胆な采配を見せた

しかし、その奮闘も勝利には結びつかなかった

井上監督の采配と清水達也の起用

井上監督は試合後、「選手をつぎ込むのもギリギリの感じだったが、これは投げる(諦める)試合ではなかった」と述べ、勝利を目指して戦ったことを強調した

特に、8回に6番手の橋本投手が同点への道を開いてしまった点に触れ、「同点で逃げ切りたいという守りの姿勢はなかった

もう一ポイント取れていれば、というたらればを考えることはできるが、そういったところが浮き彫りになった試合だった」と振り返った

清水達也の回またぎとは

2022年7月1日の阪神戦以来となる清水の回またぎについて、井上監督は「勝利への執念からこのような判断をした

勝野と祖父江を使うという選択肢があったが、清水にも2イニングを託す方が得策ではないという考えもあり、実行することにした」と語った

今後の展望

中日の選手層が薄い中で、井上監督の采配に注目が集まる

今後の試合において、清水投手の役割や他の投手陣の起用がどのように影響するのか、ファンの間で議論が交わされることは間違いない

この試合を通じて、中日の選手たちの頑張りと井上監督の采配が見られました。しかし、結果には結びつかず、今後のチーム構成がどうなるのか、さらなる課題が残る試合でした。特に清水投手の回またぎ起用は、選手の健康を考慮した上での判断であり、今後の戦略がどう影響するのか興味深いところです。
キーワード解説

  • 延長12回とは? 通常、プロ野球の試合は9回で終わりますが、同点の場合は延長戦が行われ、さらに1イニングずつ戦います。12回に達することは非常に珍しいです。
  • 回またぎとは? 投手が1イニング以上の投球を行うことを指します。通常、投手は1イニング投げた後に交代が多いですが、特別な状況や選手の状態によってはこのような起用がされることがあります。
  • 勝利への執念とは? 選手や監督が勝利を目指す強い気持ちを表す言葉です。試合の進行によっては、リスクを取ってでも勝利を確実にしたいと考える姿勢を示します。

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