巨人と広島、延長戦の末に引き分け 無得点の試合で両投手陣が奮闘

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7月5日、東京ドームで行われたプロ野球のカード、巨人対広島の13回戦は、延長戦に突入したが、両チームともに得点を挙げられず、結果は0-0の引き分けに終わった

この試合について、解説者の真中満氏は広島の打線に焦点を当てた

打順の変更と戦略

広島はこの試合で1番に末包昇大、3番にファビアン、4番に小園海斗を配置し、打順を入れ替えた

4回表、先頭打者の坂倉将吾がセンター前ヒットを放ち、続く菊池涼介が送りバントを試みた

真中氏はこの選択に対して、「点数が入っていないとき、送って進める選択は有効ですが、打順が下位に行くため、必ずしも点を取りやすくなるわけではない」と語った

次々と訪れたチャンス

続くモンテロは遊ゴロ、矢野雅哉は三飛に打ち取られ、広島は得点に至らなかった

また、8回表には先頭打者の中村奨成がヒットを放ったものの、ファビアンが併殺打に倒れ、二死走者なしの状況となった

小園が四球で出塁しても、坂倉の打席中に二塁盗塁を試みたが、失敗に終わった

真中氏はその場面について「2アウトの状況で盗塁はもったいなかった」と振り返った

両投手陣の奮闘

試合はその後も得点が入らず、広島打線は結局9回以降も無得点で終わった

真中氏は「0-0の試合にもかかわらず、双方に点が入る気配がない、重い試合だった」と述べ、両投手陣の好投を称賛した

今回の試合は、感情を揺さぶる投手戦でありながら、両チームの打撃陣が活かされることはありませんでした。特に広島の打順変更は試みとして評価できるものの、得点につながらなかった点は残念です。このようなゲーム展開は時には見応えがあるものですが、ファンにとっては物足りなさも感じるでしょう。
キーワード解説

  • 引き分けとは?試合で両チームが同じ得点のまま終わることを指します。この場合、勝敗が決まらないため、各チームに1ポイントが付与されます。
  • 打順とは?バッターの打席に立つ順番のことを指し、試合における戦略に大きく影響します。通常はチームの打撃力を考慮して設定されます。
  • 送りバントとは?ランナーを進めるためにバッターが意図的にボールにバットを当ててアウトになる技術です。これにより、次の打者が得点するチャンスが増えます。
  • 無得点とは?試合中に得点が入らなかったことを意味します。非常に珍しい状況で、特に投手戦が展開されることが多いです。

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