阪神・デュプランティエが9回無失点の快投で7連勝を狙う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースのジョン・デュプランティエ投手(30)は、7月5日に行われた横浜DeNAベイスターズとの対戦で、先発として9回を投げ、3安打無失点の快投を披露した

この活躍により阪神は3–0で勝利し、今季最長の7連勝を記録した

計画的な投球で完封勝利

デュプランティエの完封勝利は、6月19日のロッテ戦以来、来日2度目となる

この試合での登板は今季で12試合目であり、規定の投球回には達していないものの、今季の成績は5勝となった

同時に、奪三振数も95を記録し、リーグトップだったバウアーを抜いて再びトップに立った

投球内容の分析

試合の立ち上がりから、デュプランティエは安定した投球を見せた

1回には、先頭打者の桑原と度会を連続三振に打ち取り、三者凡退で終わらせた

3回には石上に初安打を許したが、その後けん制でアウトを奪うなど、非常に効率よく投球を進めた

「チェンジアップがあまりよくなかったので、坂本(捕手)と相談して修正した

今後の投球のためにもいいレッスンになった」という言葉からも、試合中に改善を試みる選手の姿勢が伺える

他者との関係性

試合前夜には、DeNAのジャクソン投手と食事を共にし、来日中の父も交えて非公式な交流をもち、リラックスした気持ちで試合に臨むことができたと語っている

ジャクソンからの“増量化トラップ”を楽しみつつも、「その手には乗らなかったよ」と笑顔を見せた

将来への期待
デュプランティエは、これで登板した25イニング連続無失点を達成中であり、二年ぶりにNPBで輝きを放つ助っ人右腕としての存在感を示している

藤川監督は、デュプランティエの「しっかりした準備」が勝利に繋がると全幅の信頼を寄せている

デュプランティエ選手の活躍は阪神タイガースにとって大きな力となっています。投手としての準備を怠らず、試合を通じて改善を図る姿勢は、他の選手にも良い影響を与えることでしょう。また、他チームの選手との友好関係を築きながらも、試合では全力を尽くすという彼の態度が、今後の活躍を支える要素になると考えられます。
キーワード解説

  • 完封勝利とは?:試合で投手が相手チームに一度も得点を奪われずに勝利することを指します。
  • 奪三振数とは?:投手が打者を三振に打ち取った数のことです。これが多いほど投手の能力が高いと言えます。
  • けん制とは?:投手がランナーをアウトにするために行うプレーの一つで、相手が次の塁に進まないよう警戒する技術です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。