中日・三浦、ウエスタン・リーグで好投!先発ローテ入りへアピール成功

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◇6日、ウエスタン・リーグ ソフトバンク6―2中日(タマスタ筑後) 中日の三浦瑞樹投手(25)が、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦で出場選手登録抹消後初の先発登板を果たし、6イニングを投げ3安打1失点、5奪三振を記録する好投を見せた

試合は中日が2―6で逆転負けを喫したが、三浦の投球は後半戦の先発ローテーション入りへの期待感を高めた

過去の経験を活かしたマウンド

三浦投手は、かつて夢を詰め込んだ場所で新たな挑戦を行った

竜に移籍してから初めて立ったタマスタ筑後では、「3年間やってきた場所なので」とその思い入れを語る

相手先発の前田純投手とは、6月4日の交流戦で投げ合った経験もあり、前回は自己最多5失点でKOされたこともあった

投球のテーマとその結果

この日の試合では「ストライク先行」をテーマに掲げた三浦

初回の7球で三者凡退を達成し、好スタートを切る

2回には1死一、三塁の場面で右翼への犠飛を許したが、次の打者を変化球で仕留め、最小失点に抑えた

その後、140キロ中盤の直球を中心に、チェンジアップやスライダーを使い分け、打者を退けた

課題と向き合う三浦投手

三浦はプロ入り後、7度の先発経験があるが、いずれも6回を投げ切ることはできなかった

「全試合で球数が多かった」と自らの弱点を把握している

2軍での再調整を重ねる中で、監督からは「四球が多い」と指摘を受け、改善に取り組む必要性を感じている

この日はワンバウンドの変化球による死球はあったものの、四球は一つも許さなかった

三浦選手の投球は、非常に内容が充実しており、特に彼の成長を感じるものでした。これまでの課題を克服しつつある姿を見ることができ、今後の彼の活躍にますます期待が高まります。目標とする先発ローテーション入りに向けて、さらに進化した姿で1軍でも投げてほしいと感じました。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?プロ野球の二軍チームが参加するリーグで、育成選手や若手選手が試合経験を積む場です。
  • 奪三振とは?投球で打者を三振に仕留めることを指し、ピッチャーの力を示す重要な指標の一つです。
  • ストライク先行とは?投球の際に最初からストライクを取ることを重視する戦略で、バッターのリズムを崩す効果があります。

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