ロッテ・山本大斗がプロ初の2桁本塁打到達、育成出身選手として歴史的な快挙を達成

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◇プロ野球パ・リーグ ロッテ 8-2 オリックス(5日、ほっと神戸)ロッテの山本大斗選手が5日のオリックス戦で2打席連続本塁打を放ち、自身初の2桁本塁打に到達しました

育成選手からの成長を示す重要な一歩となりました

山本選手は、2020年のドラフトで育成3位として開星高からロッテに入団

その後、2022年7月に支配下登録を果たし、独特のパワーを活かしながら2軍ではホームランを次々と記録

しかし、1軍では活躍の機会が少なく、これまで9試合の出場に留まっていました

今シーズン、春季キャンプでの積極的なパフォーマンスが評価され、4月12日に1軍に初昇格

4月16日の試合でプロ初となる本塁打を放ち、その後も打撃好調を維持しています

特に交流戦では、チーム内での4番打者としても起用され、素晴らしい成績を残しました

この試合では、初回2アウト2塁の場面でオリックスの田嶋大樹投手から初球のチェンジアップを捉えてセンター方向に先制の2ランホームランを打ちます

さらに、4回にはカットボールを捕らえ、第10号となる本塁打を記録し、遂に2桁本塁打達成となりました

育成出身で2桁本塁打を達成した選手は、歴代で3人目という快挙

試合後にはヒーローインタビューに登場し、チーム全体の士気を高める発言をしていました

「今日は『みんなで先制して打ち勝とう』と話し合っていたので、良いスタートが切れました」と笑顔でコメントし、仲間の活躍も称賛しました

山本選手は自身の目標について「これからもどんどん打っていきます」と語り、更に目指す本数として「30本です!」と高らかに宣言

球場に詰めかけたファンに向けては「明日も皆さんで勝ちましょう!応援よろしくお願いします!」と力強い声で呼びかけました

◇育成出身選手の2桁本塁打達成状況
選手名 所属チーム(過去のチーム) 本塁打数(年数)
甲斐拓也 ソフトバンク→巨人 11本(2019年)
11本(2020年)
12本(2021年)
10本(2023年)
松原聖弥 巨人→西武 12本(2021年)
ロッテの山本大斗選手が初の2桁本塁打を達成したことは、育成選手からの成長を象徴する意味でも重要です。ファンやチームメイトからの期待が自身の力を引き出したのかもしれません。今後の活躍にも大いに期待が高まります。
キーワード解説

  • プロ野球とは?野球の日本のトップリーグであり、12チームが対戦し、優勝を目指して戦います。
  • ホームランとは?打者がボールをスタンドの外に打ち出すことを指し、得点を大きく稼ぐ重要なプレーです。
  • 育成選手とは?プロ野球において、支配下選手ではなく、特別なトレーニングを受けている選手のことです。

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