ソフトバンク・前田純投手、ウエスタン・リーグでの先発登板の振り返り
2025年7月6日、タマスタ筑後において行われたウエスタン・リーグの試合で、ソフトバンクの前田純投手(25)が中日を相手に先発登板しました前田投手は6回を投げ、投球数は90球、10安打を許しながらも3奪三振を記録し、2失点という結果でした
試合後のインタビューでは「序盤からストライク先行で勝負できた
球の威力は、自分の中でもいい感じになってきた」と自己評価しました
6回までは決して悪くない内容でしたが、7回には4安打を浴び、失点を重ねる結果に
失点後はアウトを取れず降板しましたが、試合を通じて成長が見られると感じたようです
「中盤にかけて低めだったり高めだったりを振らすことができた」と、自身の投球の改善点を振り返りました
試合後、前田投手は2軍投手コーチの小笠原氏とコースの操り方について徹底的に話し合ったとのことです
コース管理について「気にしすぎても自滅してしまう」と語り、長打を許さないようにするための投げ方についての課題を確認しました
今シーズンはすでに1軍で10試合に登板し、成績は2勝2敗、防御率3.12という状況です
しかし、最近では投球が乱れる試合が続き、6月19日に登録を抹消されるという苦い経験もありました
今後の目標については「1軍でも勝てる投手になりたい
またローテーション入りするには、ムラのない投球が必要
毎回そのときの体のベストが出せるように考えてやっていく」と、力強い決意を語りました
前田投手は先発登板を通じて、試合中に自身の課題に気づき、改善に努めている様子が伺えます。特にコースの操り方についての学びは、今後の彼の成長につながることでしょう。また彼が1軍での安定した投球を目指す姿勢は、ファンとしても期待が持てるものです。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍リーグで、主に若手選手の育成や調整を目的として競技されます。
- 奪三振とは?:バッターが三振をすることを指し、投手にとっては重要な指標となります。奪三振が多いほど、投手の力があることが示されると言えます。
- 防御率とは?:投手がどれだけ失点を抑えられているかを示す指標で、失点数を投球回数で割り、その値に9をかけて算出します。数値が低いほど、投手の防御力が高いことを表します。

