鹿児島実、エース大野の好投で鹿児島高専を10-2で撃破

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第107回全国高校野球選手権鹿児島大会の1回戦が7月6日に行われ、鹿児島実が鹿児島高専を10-2で7回コールド勝ちを収めた

鹿児島実のエース右腕、大野純之介投手(3年)は、6回を投げてわずか4安打2失点という安定した投球を披露した

大野はプロ野球チーム・ソフトバンクに所属する兄、稼頭央投手(20)と同じ道を歩む投手であり、彼のように素質を証明した

試合前の心境について、彼は「いいボールが投げられなかった」と自己評価を厳しくする一方で、チームを勝利に導く役割をしっかりと果たした

大野は春季大会での惜しい敗北や、直後に右肘を痛めた影響で公式戦からの登板が久しぶりであった

そのような状況下でも、初回に先制される苦境の中で「ちゃんとしなきゃいけない」と焦りを持ちながらも、120キロ台の直球とカーブ、チェンジアップを利用した多様な投球で試合を組み立てていった

大野家では、兄の稼頭央がソフトバンクで活躍中であり、次男の幸乃進は青森大の野球部に在籍している

兄弟がそれぞれの道で切磋琢磨する姿は、母のなつきさんによっても証言されており、「帰ってきたら野球の話ばかりしています」と、家族の強い絆を示した

かつて鹿児島実は昨年“史上最弱”と言われたが、大野は「甲子園に出ること」を目標に掲げており、その決意を明確に表明した

兄が達成できなかった夏の甲子園出場を目指し、親族のサポートを受けながら、これからの戦いに向けてさらに力を注いでいく

大野 純之介プロフィール

生年月日 2007年4月26日
出身地 鹿児島県奄美大島
身長/体重 1メートル67、72キロ
投打 右投げ右打ち
野球歴 小学1年時に龍郷野球スポーツ少年団から始める
大野選手の活躍は、多くの野球ファンに希望を与えました。兄弟揃って野球に取り組む姿勢は、とても感動的で、家族の支え合いの大切さを感じさせます。大野選手がチームを甲子園に導くためには、今後も彼の成長と健闘が欠かせません。
キーワード解説

  • エースとは?エースはチームの中で最も信頼される投手で、特に重要な試合で先発として投げる役割を担います。
  • コールド勝ちとは?試合を行う中で、特定の点差が開いた場合に、早期に試合を終わらせることができるルールです。
  • 切磋琢磨とは?互いに高め合うために競い合うことを意味し、特にスポーツにおける仲間同士の励まし合いを表します。

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