巨人・中川、リリーフでのピンチを救うも逆転負けで勝利が消滅

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年7月6日、東京ドームにて行われたプロ野球巨人と広島の対戦で、巨人の中川皓太選手がリリーフとして登板しました

試合は1-1の緊迫した状況で、8回2死一、二塁の場面で彼がマウンドに上がりました

ここで、巨人はピンチに直面していましたが、中川が初球で広島の矢野選手を捕邪飛に打ち取り、危機を回避しました

勝ち越しの瞬間

その後、8回裏の攻撃で巨人は5番の増田陸選手が満塁からタイムリー内野安打を放ち、2-1と勝ち越しに成功しました

しかし、試合は9回の守備で大勢選手が2点を失い、逆転負けとなってしまいました

このため、中川には勝利がつきませんでしたが、もし大勢が抑えて試合を締めていれば、中川は「1球勝利」として名を刻むことになったでしょう

1球勝利とは?

「1球勝利」とは、投手が登板してわずか1球で試合が決まり、その投手がその勝利を記録することを指します

この特異な勝利は、プロ野球プレイヤーにとって非常に稀で、過去には巨人からもその記録が残されています

過去の1球勝利者

選手名 年・月・日 相手チーム
菅原勝矢 1967・8・15 阪神
岡島秀樹 2004・7・27 広島
土田瑞起 2014・6・15 楽天
もし中川が勝利を記録していたら、土田選手以来11年ぶりに「1球勝利」が達成されたことになります

ちなみに、以前の1球勝利の記録には、昨年6月29日のロッテ戦での吉田輝星選手(オリックス)や、セ・リーグでは2023年3月31日の巨人戦で勝野昌慶選手(中日)が達成しています

中川選手が見事にピンチを救ったものの、その後の守備で逆転負けを喫したのは残念です。1球勝利という特殊な記録がつかなかったのも残念ですが、リリーフとしての存在感を示したことは確かです。これからの活躍に期待したいところです。
キーワード解説

  • リリーフとは? リリーフは試合中に登板して、すでに投球した投手の後を継いで投げる投手のことを指します。
  • タイムリー安打とは? タイムリー安打は、得点につながるヒットのことを言います。満塁時に打たれたものは特に重要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。