ソフトバンク投手陣、驚異の安定感でオリックス戦に挑む

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福岡ソフトバンクホークスの投手陣は7日、みずほペイペイドームでの調整を終え、8日から始まるオリックスとの敵地3連戦に備えています

最近の試合では守りを重視した「守り勝つ野球」が功を奏し、直近7試合で6試合が1失点以下という素晴らしい成績を残しています

その結果、6日の試合では現在の貯金が今季最多の「12」に達しました

成長する救援陣の存在感

中でも、注目すべき投手が松本裕樹選手(29)、藤井皓哉選手(28)、杉山一樹選手(27)です

開幕時の守護神・オスナがチームを離れている中、彼ら3人は「勝ちパターン」として見事な安定感を誇示しています

特に杉山選手は防御率0点台という驚異の数字を記録し、小久保監督も「本当に状態がいい」とその活躍を称賛しています

投球の特徴と奪三振率

杉山選手と藤井選手には共通点があります

それは、両投手ともにストレートとフォークボールを主軸とした投球スタイルを採用していることです

実際、両投手の投球の90%以上がこの2球種で構成されています

奪三振率に関しても杉山選手が「13.25」、藤井選手が「11.83」と、リーグ内でトップクラスの数字を誇ります

一般的に、投手は3種類の球種を持つことが求められますが、2球種でこれほど優れた成績を保持するのは並大抵のことではありません

投球のレベルについて

倉野投手コーチは「並の投手なら2球種ではなかなか抑えられない」とし、杉山選手と藤井選手のレベルの高さを称賛しています

春季キャンプでは新たな球種の習得にも取り組んでいましたが、現在は使用する機会が少ないとのこと

杉山選手は「良い時はシンプルに抑えた方がいい

打たれた時に新しい球種を使うほうが相手にとっては厄介だと思う」と語り、現状の2球種で打者を圧倒し続ける方針を採っています

混戦を制するために
首位の日本ハムとのゲーム差はわずか「1」

今後も鉄壁のリリーフ陣が重要な役割を果たすことが求められています

ソフトバンクの投手陣は、安定したパフォーマンスを維持し続け、リーグ制覇に向けてさらなる活躍が期待されます

ソフトバンクの投手陣が今季、強力なリリーフ枠を形成していることは驚くべき成果です。特に2球種でこれほど高いレベルを維持するのは難しいとされていますが、杉山選手と藤井選手はそれを実現しており、今後の試合でも注目がかかります。
キーワード解説

  • 守護神とは?:野球において、試合の終盤に登板し、リードを守るために投げる投手のこと。通常、最も信頼される投手が務めます。
  • 奪三振率とは?:投手が1イニングあたりに奪った三振の数を示す指標。高い数値は、投手の能力の高さを示しています。
  • 防御率とは?:投手が与えた失点を基にした、1試合あたりの平均失点を示す指標。低いほど投手の実力が高いとされます。

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